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みなさん「近大マグロ」、聞いたことがありますか?
最近はブランドマグロとして有名になったのでご存知の方も多いかと思いますが、これは近畿大学が世界で初めて卵からふ化させて完全養殖に成功したクロマグロのこと。
当時は東京では銀座でしか食べられなかったのですが、本州最南端、和歌山県の串本町に行けば普通に食べられる、ということで行ってみたお話です。
近大マグロは「潮岬観光タワー」で
近大マグロは近畿大学水産研究所が1970年から研究を開始し、2002年6月に完全養殖に成功したクロマグロ。
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世界がそうくるなら、近大は完全養殖でいく。
めっちゃカッコいいぞ、近大!
マグロの漁獲制限を受けて、マグロ資源の減少を防ぐために始まったこのプロジェクト。従来、難しいとされていたマグロの完全養殖ですが、近大が見事成功したのです。
養殖とはいえ、普通の養殖場よりかなりいい環境できちんと管理されて育てられているため、おいしくて安全なのだそうです。
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なんてったって大卒マグロですからね。
「あなたは近畿大学の水産養殖課程を優秀な成績で卒業され、お客様にご満足いただけるよう立派に成長したことをここに証します」
という卒業証書の付いたメニューもあるようです。
その「近大マグロ」が気軽に食べられるのが「潮岬(しおのみさき)観光センター」。
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そんなわけで、さっそく2階のレストランで「近大まぐろ丼(1,600円)」 を食べてみます。
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マグロ丼のアップ。本マグロの3種類の刺身がのっていたので、僕は勝手に大トロ、中トロ、赤身と想像して食べてみました。
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いやー、どれもうまい!
戻ってから調べてみると、近大マグロ丼は5切れのマグロがのっていて、赤身が2切れ、中トロが2切れ、大トロが1切れなんだそうです。
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さすが俺!
僕が行ったのはかなり遅い時間だったので、お客さんはもうほとんどいなかったのですが、広い店内のほとんどの席にはたくさんの人(団体かも)が食事をした痕跡がまだ片づけられずに残っていて、相当賑わっていたことが想像されます。
近大マグロは東京と大阪でも食べられますが、ここ串本で養殖されているので、一番新鮮なものが食べられるし、輸送コストがかからないのでリーズナブルに食べられるそうですよ!
余裕があればこんなのにもチャレンジしてみたかったんですが、これはまた次回ですかね。
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この「マグロバーガー」は隠れた逸品で、勝浦で捕れたキハダマグロを使ったもの。
タルタルソースやパンズもオリジナルで、隠し味にカレーが使われていて、めっちゃうまいらしいですよ。
本州最南端、潮岬(しおのみさき)
さて、せっかくなので本州最南端の碑まで行ったあと、潮岬タワーに上ってみます。
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潮岬タワーから東向きの景観。
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西側を見ると潮岬灯台がありました。
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潮岬灯台は、幕末に開国を迫る黒船集団と結んだ条約によって、明治初期に建設された8基の洋式灯台の一つで、条約灯台とも呼ばれ、歴史的・文化的に非常に価値が高く、「日本の灯台50選」にも選ばれているのだそう。
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展望台まで登れるようになっているのですが、グルグルとらせん階段をのぼった先の最後の踊り場から上は、細い急な梯子を上って小さな穴倉をくぐらなければたどり着けないのです。
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高いところが苦手な僕は、できれば梯子も登りたくなかったのですが、目の前で細くきれいな脚をスカートの下からのぞかせた可憐な女性が登っていたので、あんな華奢でか弱そうな女の子でも登れるなら俺にだってできるはず、と一大決心し、すぐその下からあとに続こうと思ったのですが、あっという間にその3倍はありそうなおばさまに割り込みされ、しかもおばさまが穴倉に詰まってなかなかくぐれない間、梯子の途中でおばさまの魅惑のお尻の下で待たされる、という羽目になってしまいました。
<2015年12月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください
潮岬観光タワーの基本情報
潮岬への旅
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