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「弥彦公園 もみじ谷」の紅葉が「まっかな秋」だった【新潟県】

標高634メートル、東京スカイツリーと同じ高さの新潟県・弥彦山は古くから霊山として崇められ、越後一宮の弥彦神社や両部鳥居としては日本一の大きさを誇る大鳥居などが有名です。

秋になるとその麓の弥彦公園もみじ谷が紅葉で染まる、ということで朝の散歩くらいの軽い気持ちで行ってみたら、想像以上に色付いていて、まるで童謡の「まっかな秋」みたいだったお話です。

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朝の弥彦駅がまず荘厳!

奇跡のボロ宿ドライブイン「公楽園」や珠玉のレトロ喫茶「ロンドン」、最近は古刹の「イケメン偉人官能絵巻」まで、いろいろワンダーなスポットが多く、僕もよく訪れている燕三条。

そんな燕三条に泊まった翌朝、ジョギングがてら朝の散歩に行くことにしたのですが、ちょうど11月の中旬だったので、どこか紅葉でもきれいなところはないか、と調べてみるとヒットしたのが弥彦公園のもみじ谷という紅葉名所。

うーん、初めて聞いたけど、とりあえず走っていけそうなので行ってみよう!

ということでさっそく燕三条駅から朝イチのJR弥彦線に乗って弥彦駅へと向かいます。

燕三条駅から弥彦線に乗る前には弥彦神社大鳥居のレプリカを通るのが通過儀礼ですよ!

ぜんぜんジョギングじゃない!

いやいや、ここから弥彦まで片道12キロもあるんだよ。往復はキツいので帰りに走ります。

行きは列車で許してください・・・

そんなわけで、早朝の弥彦駅のめっちゃいい雰囲気も味わうことができました。

彌彦神社の本殿を模した木造寺社造りの弥彦駅舎は1916年の開業当時からのもの。

駅舎を出てすぐ右手には手水もありました。

弥彦駅には前にも来たことありましたが、秋の早朝はまた全然違った特別な雰囲気ですね。

弥彦駅は弥彦神社や弥彦山ロープウェイの最寄り駅となっていて、駅前から参道が続いていますが、弥彦公園はこちらではなく、駅のすぐ横から入ることができました。

弥彦公園もみじ谷の紅葉が超絶ピークだった!

弥彦公園は、約4万坪に及ぶ広大な園内に滝や渓流、トンネルなどを配した広大な公園で、例年10月中旬から木々が色づきはじめ、11月の中旬ころまで紅葉が楽しめます。

運よく、ちょうどピークに近い時期に来たみたいで、園内はいい感じの色付き。

まっかだな まっかだな
ツタの葉っぱが まっかだな
もみじの 葉っぱも まっかだな
沈む 夕日に てらされて
まっかなほっぺたの 君と僕
まっかな秋に かこまれている

「まっかな秋」 作詞 薩摩 忠

思わずそんな懐かしい童謡、口ずさんじゃうくらいの真っ赤な秋です。

中でも、朱色に塗られた観月橋と赤や黄色の樹々が織りなす「もみじ谷」は、新潟県内でも指折りの紅葉名所として知られています。

欄干越しの弥彦山も全山紅葉って感じですね。

せっかくここに来たので、誰かがつくったもみじの💛、貴女にあげます。

自分でつくったんじゃないやつ!

ジョギング仕様のナイスミドルが早朝からこんなの作ってたら、もみじ谷散策中の全マダムのほっぺが「まっかな秋」になっちゃいそうなので・・・

夜はこの紅葉がライトアップされるみたいなので、さらに幻想的な世界になるんでしょうね。

公園をさらに奥まで行くと、人道専用の弥彦公園トンネルがありました。

このトンネルを抜けると弥彦温泉街へと続く近道となるのですが、途中で振り返るとこの景色。

ジョギング姿で来てる場合じゃないですね。

ここはきみとぼくでほっぺたを真っ赤にさせるために来る場所です。

弥彦神社の菊まつり

まっかな秋のトンネルを抜けると、そこは弥彦温泉街。

温泉まんじゅうの真白な湯気が、真赤な秋の早朝の透んだ冷気の中を立ちのぼっています。

温泉街を抜けて、突き当りにあるのが弥彦神社 一の鳥居

「おやひこさま」と慕われる越後開拓の祖神、天香山命を奉祀する弥彦神社は、創建から2400年以上の歴史を有する由緒ある神社。

例年11月には「弥彦菊まつり」が開催されていて、境内の参道は菊の花で埋め尽くされていました。

弥彦菊まつりは、その品質の高さと数の多さから「日本一」と称賛されることもあり、菊は皇室の御紋章とされていることから、最優秀作品には「寬仁親王賞(ともひとしんのうしょう)」が下賜される権威と伝統のある展覧会なのだそうです。

これは「白川郷」と名付けられた作品。

なるほど、たしかに合掌造りですね。

ところで、なぜか僕の知り合いに菊まつりがツボにはまっちゃうらしい女子がいて

菊人形とか見てるとじわじわ笑いが止まらなくってダメなんですよ、( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

とかいう話を聞いたことがあったのですが、なにがそんなにじわじわポイントなのか理解できません。

※イメージ 二本松菊人形©福島県観光物産交流協会(転用禁止)

こういうやつとか。

※イメージ 二本松菊人形©福島県観光物産交流協会(転用禁止)

こういうやつとか?

弥彦菊まつりには、残念ながら菊人形はありませんでした。

じわじわ来るかちょっと試してみたかったな。

弥彦神社大鳥居へ

帰りに、日本一の大鳥居として有名な弥彦神社の大鳥居に寄り道してみようと思います。

そんなわけで弥彦駅から列車に乗ってとなりの矢作駅へ。

帰りもぜんぜんジョギングじゃない!!

いやいや矢作駅から戻るとちょうど片道10キロくらいになるので、ひと駅だけ許してください・・・

駅を出て燕三条方面に進むと、弥彦村役場の先に大鳥居が見えてきました。

そしてムダにカッコいいセブンイレブン。

この大鳥居は、1982年の上越新幹線開通を記念して奉建されたもので、高さ30.16メートル、柱間20メートル、笠木の長さ38.5メートル、両部鳥居としては日本一の大きさです。

「両部鳥居」というのは、2本の本柱の前後にそれぞれ低い控え柱を設けられているもので、宮島の厳島神社がその代表的な形だと言われています。

鳥居自体が日本一大きいものは熊野本宮大社にあり、この弥彦神社大鳥居は第3位だそうです。

真っ赤な鳥居越しに望む霊峰弥彦山も真っ赤で、まさに真っ赤な秋を体感した朝でした。

※ちなみに、ここからは真面目に燕三条まで1時間かけて走りましたよ。

<2022年11月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

弥彦公園もみじ谷への旅

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弥彦公園もみじ谷の基本情報

弥彦公園 | スポット | 弥彦観光協会公式サイト/やひ恋
弥彦に来たなら見ておくべき注目の観光スポットをご紹介。新潟県随一のパワースポット弥彦をお楽しみください。
越後一宮 彌彦神社
「おやひこさま」と親しまれ、越後開拓の祖神にして起死回生の神である天香山命(あめのかごやまのみこと)を奉祀する越後一宮彌彦神社の公式サイトです。

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