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奄美大島バイク一周の旅 Vol.2 ヤドリ浜/ホノホシ海岸/マングローブ原生林

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いつか行きたい加計呂麻島

奄美大島の瀬戸内町は名瀬に次いで2番目に大きな町で、その中心集落は古仁屋と呼ばれています。

街なかのヒマそうな小さなガソリンスタンドで給油したら、スタンドのおじさんが僕の原チャリのナンバープレートを見て、名瀬から来たの?とびっくりしていました。
名瀬から古仁屋までは国道をまっすぐ来れば40~50km程度で、そんなにびっくりするような距離ではないのですが、奄美の人はこんな原チャリで長距離を走ることはないのかもしれません。
ホントは北部の海岸沿いを回って100㎞近く走ってきたんですけどね。

そんなこと言ったら、お前スゴイなー、ちょっとうちの事務所に上がって飲んでけ、もう今日は仕事は終わりだ、とか言われそうなので、割愛しました。
(僕の中の奄美の人、そんなイメージです・・・)

今回は時間がなくて行けなかったのですが、ここからサンゴのビーチが美しい加計呂麻(かけろま)島行きのフェリーが出ています。

加計呂麻島は、男はつらいよ第48作「寅次郎紅の花」寅さんがマドンナのリリー(浅丘ルリ子)と一緒に暮らした島

48作続いてきた「男はつらいよ」の最後の作品で、晩年の寅さんの悲哀を誘う作品です。

「ちゃんと言葉で言ってほしい」女と「言葉で言えたら苦労はない」と思っている男。

この美しく平和な島で楽しく暮らしていた二人ですが、結局結ばれることなかったのかな。

いつか寅さんファンの女の子と一緒に加計呂麻島に行って、寅さんごっこをやるの僕の夢でもあります。

奄美群島振興の仕事で知り合ったおにーさんの中に、この加計呂麻島でダイビングショップをやっている人がいて、とにかくその海の美しさを熱く語っていたのが心に残っています。

午後からはようやく奄美らしく暖かくなってきたので、原チャリを快調に飛ばして島の奥へ行ってみます。

古仁屋の市街からさらに南の半島にむけてちょっと走ると対岸に見えてくるのが加計呂麻島ですね。

ヤドリ浜とホノホシ海岸、マングローブ原生林

しばらく進むとこんな看板があったので、展望台からのぞいてみます。

なるほどー、そういうことか。。。

きっとカップルでこの景色を眺めながら、お互いの親指と人差し指を使って二人でひとつのハート形を作ったりすると、その晩はムフフになれるのでしょう。今度寅さんごっこするときにあわせてやってみたいと思います。

奄美大島の最南端にあたるこの半島の先端あたりには結構有名な観光地があるのです。
まずはヤドリ浜。

ヤドリとは、小屋という意味で、かつてサトウキビの収穫のためにこのあたりに小屋が立ち並んでいたことから、ヤドリ浜と名がつけられたそうです。
看板にはヤドカリの絵が描かれてますが、ヤドカリもヤドリと同じ意味から来ているのでしょうか?

そこからすぐ近くにはホノホシ海岸

玉石と呼ばれるごろごろした大きな石が特徴らしいです。
波が引くときに、石が擦れて太鼓のような音が聞こえる、ということでしたが、あまり印象に残ってませんでした。

そして個人的には今回の奄美の旅で一番の絶景だった、マングローブ原生林

しかもこれは古仁屋から名瀬に向かう、奄美大島でも一番の幹線と言われる国道から普通に見える景色なのです。

カヌーに乗ってるひとたちが見えますね。

あーやっぱり奄美サイコー!なんていい気分でいたら、すっかり忘れてたことがありました。

それは、奄美出身の元ちとせが生まれ育った、嘉徳(かとく)という集落。

彼女の「ワダツミの木」という歌、好きなんですよ。
そこは小さな、でもとても美しい集落だ、というのを、以前奄美の本で読んだことがあって、行ってみたいと思っていたのですが、いい気になって走っているうちに、本来曲がるべき道のはるか先まで通り過ぎてしまっていたのです。
ここから後戻りするとさらに50kmも回り道することに気づいて、残念ながら今回は見送ることにしました。

名瀬の港を出てから10時間。
島をぐるっと回って、再び名瀬の街なかに戻ってきたのは夕方4時を過ぎた頃でした。

バイクは9時間までのレンタル料金だったのですが、ホテルの人はオーバーした分の延長料金はいらない、といいます。
いい人なのか、テゲテゲ(奄美の言葉でテキトーという意味)なのかは分かりませんが、やっぱ奄美、めっちゃいいところ!

奄美初の甲子園出場、大島高校を応援しに甲子園へ

バイクを返却して、今度は名瀬の街をブラブラと歩いてみます。
これが奄美群島で最大(半径300kmの巨大な地域で最大ともいう)の繁華街、大島の目貫通り。

島を一周してきた後に見ると、確かに大都会に見えますね(笑)

そして街の至る所にこんな看板が。

そうなんです、この名瀬にある大島高校が奄美群島で史上初めて甲子園に出場、ということで非常に盛り上がっていました。

大島高校(地元の人はダイコーと言っていました)の1回戦の日程は、3月25日。
僕がちょうど東京に帰る日じゃないですか!
行けちゃいますね、帰りに寄り道すれば。。。

そして帰りのフェリーに乗ろうと、名瀬港に向かうと、異様な人・人・人。

そう、大島高校の甲子園応援団が大挙してフェリーに乗り込んでいたのです。

フェリーで11時間かけて鹿児島に着き、そこからさらに甲子園までバス12時間乗って応援に行くそうです。
甲子園まで、ほぼ24時間の旅。離島はやはり大変です。

そんなふうに思ってたら、なんだか大島高校を応援したくなって、帰りに甲子園に寄り道しちゃいました。

このそうそうたるメンバーの中に燦然と輝く「大島」の名前

大島高校側のスタンドには、奄美から来た6000人の応援団(フェリー10隻分)に、本土在住の4000人を合わせて1万人の大応援団。
それ以外の球場の観客も、判官びいきという感じで、8割が大島高校への声援。

1球ごとにどよめいて、ヒットが出ればお祭り騒ぎ、アウトにすれば拍手喝采。
僕が今まで生で見てきた高校野球の中で、最高に盛り上がってた試合でした。

そんな大応援を受けて、甲子園初出場の大島高校、頑張りました。
(結局最後に優勝した)京都の平安高校を相手に前半は押せ押せムード。
途中までは1対1の互角の戦いでした。

結局最後は力尽きて大敗してしまったけど、感動しました。
大島高校の大応援団も、試合終了後は相手チームの校歌に合わせて大歓声と手拍子を送ってました。
まあ、島の人々にとっては、勝っても負けても最高に楽しいお祭りだったんでしょうね。

奄美大島。
僕にとっては関係のない、絶海の離島だったはずなのですが、帰ってきてみたら、なんだか身近な友達になった感じです。

<2014年3月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください

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