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北海道の秘湖体験/「オンネトー」と「神の子池」【北海道】

北海道3大秘湖のひとつ「オンネトー」、そして神秘の泉と呼ばれる「神の子池」

秘湖とか神秘の泉とかなんだかワクワクしますよね。え、しないですか?

北海道の道東にあるこの2つの秘境湖沼にいっぺんに行ってしまおう、と帯広から車を走らせたとある年の秋。

十勝を出るときは晴れていたのに、やがて空は暗い雲に覆われ、雨、やがてみぞれ交じりになってきて・・・

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足寄の「松山千春生家」

北海道の帯広・十勝地区は晴れの日が多く「十勝晴れ」という言葉があるくらい天気の良い場所だとされています。

この日天気予報は下り坂、前夜は雨が降ったらしく、朝方も重い雲に覆われていた帯広ですが、空は少しずつ明るくなってきます。
前夜泊まった北海道ホテルの前の木々もちょうどいい具合に紅葉していました。

帯広の住宅街でも見事な紅葉をみつけました。
空も明るくなって来ていい感じ。
帯広ではいつも快晴のことが多いので、やっぱり十勝はこうでなくっちゃ。

この日は帯広から途中「オンネトー」「神の子池」と呼ばれる秘湖に立ち寄り、一挙に知床まで行ってしまう予定でした。

まずは帯広から北上して上士幌方面へ。

これぞ「ザ・十勝」って感じの絵ですね。

大学生の頃、北海道をバイクでツーリングしたときこのあたりを通ったのですが、十勝というとこんな感じの白樺林を思い出します。

この日の最初の目的地は、オンネトー。
上士幌から足寄に抜け、そこから阿寒湖方面に向かうのですが、足寄と言えばこの大スターに敬意を表さないわけにはいきません。

そうです、北海道が生んだ大スター、松山千春さんの実家がこの足寄にあることは有名ですよね。

もし御在宅だったら僕の十八番「大空と大地の中で」を一緒に熱唱しようと思ったのですが、まあそうそうはここにいないですね。

北海道3大秘湖「オンネトー」

足寄国道を阿寒湖方面にさらに進むと、右手に雌阿寒岳阿寒富士が見えてきました。

いいじゃん十勝、やっぱり俺には十勝晴れが似合うなぁ

と思ったのもここまで。

十勝地方から釧路地方への境目にあるオンネトーに着いたとたん、だんだんと雲行きが怪しくなってきます。

オンネトーは雌阿寒岳の火山活動によって生まれた沼で湖周約2.5キロメートル、最大水深9.8メートルほどの湖。

ここは北海道3大秘湖のひとつで、湖面に映る雌阿寒岳と阿寒富士のカットが有名なところ。
紅葉シーズンの良く晴れた日は、さぞかし素晴らしかろう、と思ってやってきたのですが、残念ながら湖面には波がありますね。

風がなければおそらくこんな感じの水鏡になるんだと覆います。

©写真AC(転用禁止)

また時間や場所、季節によって水の色がさまざまな青色に見えるるため「五色沼」とも呼ばれているオンネトー。

晴れていればこんな色も見られたかもしれませんね。

©写真AC(転用禁止)

しかし残念ながらこの日はやがて重い雲が立ち込め、ポツリポツリと雨が降り始めます。

残念ですね、ここはいつかまたリベンジしてみたい場所になっちゃいました。

でもオンネトーは「秘湖」という言葉から想像していたのよりは大きな湖でした。

僕の中の「秘湖」というのは、森の中に突然小さな泉を発見して、底まで透き通るような透明な水をのぞきこんでいると

あら、今私のこと見つめてたかしら?ナイスミドル

とか言って泉に棲む妖精が現れて、その後、泉の中の秘密の花園で幸せに暮らすイメージなんですけどね。

神の子池

阿寒湖から弟子屈へ抜ける峠道に入ると雨は雪に変わりました。

ま、10月の半ばですから北海道では珍しいことではありませんけどね。

と思ってたら峠を下ると虹が出てきたり。

この日は大気の状態が不安定だったようで、天気がコロコロ変わる1日でした。

さて、次に向かうのは「神の子池」
神の子池があるのは道東の清里町、と言ってもわからないかもしれませんが、裏摩周湖の近くの深い森の中。

ここは摩周湖からの地下水が湧き出ている池で、摩周湖(カムイトー=神の湖)の伏流水からできている池ということから「神の子」池と呼ばれているのだそうです。

池の周囲は220m、水深は5mと、けして大きな池ではありませんが、そこに伏流水が1日12,000tも湧き出ています。

この池の特徴は、なんといってもその透明度の高さ。
源流である摩周湖の水そのものがかつて世界一の透明度だったので、必然的にこの池の水も透明そのもの。

年間通して水温は8℃と低いため、倒木が青い水の中で腐らずに化石のように沈んでいます。

この池には「オショロコマ」と呼ばれる北海道にしか生息していない魚がいるようですが、残念ながら見つからなかったので、下の写真は借り物です。

©写真AC(転用禁止)

この神の子池も角度や場所によって写真のできあがりも違うようなので、もっとたくさん撮りたかったのですが、雨模様の秋の夕暮れということでとにかく寒い。

でもここは十分に透明な青を満喫できた感じはしました。

ただ残念ながら泉に棲む妖精は出てこなかったので、ここもまたリベンジですかね。

最近は屈斜路湖の近くにも「キンムトー(沼湯)」なんていう秘境が話題になってたり、北海道にはまだまだいくらでも秘境の泉はありそうなので、いつか本当の秘湖体験してみたいものです。

<2016年10月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください

オンネトー/神の子池への旅

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