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聞きしに勝る悪航路!波照間高速船は命がけのアトラクション?

日本最南端の島、沖縄県先島諸島の「波照間島(はてるまじま」

行ってしまえばそこは天国のように穏やかで美しいところなのですが、絶海の孤島なので、そこにたどり着くまで外洋の大波をもろに受ける、大変スリリングな航路としても知られています。

僕はヒコーキの揺れは大嫌いで、北海道でも奄美大島でも陸路とか海路で行く派なのですが、それまで船はさほど苦手ではなかったので、まあ大丈夫かな、と思っていたのです。

ところが、それが甘かった。聞きしに勝る悪航路ですよ、波照間航路。

ドッキリカメラで、ナイスミドル俳優を命がけのジェットコースターに乗せるみたい仕打ち、やめてもらっていいですか?って感じでした、いや、マジで。

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石垣フェリーターミナルは往年の上野駅の風格

波照間行きの航路は、石垣島から発着するのですが、そのターミナル名は「ユーグレナ石垣港離島フェリーターミナル」

「ユーグレナ」、みなさん聞いたことありませんか?

ユーグレナとはあの微生物の「ミドリムシ」の学名ですが、このミドリムシを食品や燃料として商品化している、その名もずばり「ユーグレナ」というベンチャー企業があります。

このユーグレナが石垣島に培養施設を持っている由縁もあり、ネーミングライツでこの港が「ユーグレナターミナル」になっているんですね。

ターミナルの中は広く、船舶会社や旅行会社のカウンターが並んでいます。

ターミナルの外は8番線まである立派なフェリーの発着ホーム。
フェリーターミナルとしては往年の上野駅クラスですね。

ターミナルの発着ホームでは、石垣島が生んだ世界の偉人、具志堅用高さん登場。

この具志堅さん、観光客に大人気で、初めてこの銅像見た人の80%は一緒にガッツポーズして記念写真撮る説あります。

まさかの運航未定?

さて肝心のフェリーですが、僕が乗船する予定の波照間島行きの高速船はなんと運航未定!

この波照間高速船、欠航率も高い悪航路として有名なんですが、いきなり来ましたか。
もちろん僕もその情報を知ってたので、2,3日前から波予想を調べて、この日は大丈夫だと思って来たんですけどね。

ほら、だって波の高さ1メートルから1.5メートルくらいだよ?
明日はもっと波高そうだし、これであかんかったらいつ船出んねん!って感じですよね。

とまあ息巻いても仕方ないので、とりあえず運航可否が判明する出発1時間前まで石垣の町を散策してみます。

離島ターミナルの前にはバスターミナルもあり、この辺りが石垣島の中心部という感じでお店もたくさん並んでいます。

いきなり目に入ってきたのが「日本最南端の缶詰BAR」。

ま、そこまでジャンルを限定すればそりゃそ-なるよな。

残念ながらまだ午前中で空いてなかったので、「日本最南端にかなり近い」普通のカフェでモーニングでも食べることにします。

石垣島で和モーニングってどうかな、と思ったんですが、スパムが想像以上においしかったです!

もし波照間便がダメだったら、今日は西表島に行って、明日波照間だな、今日より波高そうだけど・・・


と思ってターミナルに戻ってみると、なんと祝!運航決定

3日間石垣発着の離島路線が乗り放題になる「アイランドホッピングパス(10.000円)」を買って、しっかり酔い止めも飲んで準備万端!

と晴れやかに高速船に乗り込んだのはいいものの、石垣港出てちょっとするとすぐ揺れ始めたぞ。

いざ、悪名高き波照間航路へ!

船の中はこんな感じで乗客は少なかったので、定石通り一番うしろの席をしっかりキープします(一番後ろが揺れが少ないと聞いていたのです)。

それでも高速船は名前の通り多少波があろうとも時速50~65キロでビュンビュン飛ばすので、船は浮き浮き、僕の内臓もウキウキ。
そんでもってどきどきズドーン(水面に落ちる音)。

この波照間航路、

「揺れるのなんの、南野陽子」

ってだれかがブログで書いていて、くだらねーとか言って笑って読んでたんだけど、笑ってる場合じゃなかったっす、マジで。

まあこれは映像見てもらったほうがいいかな。
絶頂の時はVTRも撮れなかったんで、実際はこれよりもっと激しいんですよ。
映像見て酔わないでくださいね。

ふわふわふわふわ・・・どどーん!
(波で持ち上げられて・・・落ちる音)

ひぃやぁぁぁぁぁぁぁぁー!
もっとスピード緩めてぇぇぇぇぇぇぇー

あかん、あかんて!
横波はホンマにあかんてぇぇぇぇぇぇぇぇー

酔い止めを飲んでたので、不思議と気持ち悪くはなりません。
それ以上に生命の危険を感じて、それどころじゃなかったのかもしれませんが・・・・・

そしていつの間にか僕と通路を挟んだ隣の3人掛けのシートから

グウェェェェェェェェェェェ

とかいう断末魔のような叫びが聞こえてきます。

あー、兄ちゃんやっちまったか。
ダメだよ、いくら若くて無鉄砲なバックパッカーでも酔い止め飲まずにこんな船乗ったら。

「グウェェェェェェェェェェェ」

「グウェェェェェェェェェェェ」

「グウェェェェェェェェェェェ」

船員さんがエチケット袋を頻繁に取り換えに来ます。
5回くらいチェンジしたかな?

ま、でも笑えません。

あまりにもかわいそうだったので、旅の先輩として降り際に酔い止め3錠あげたったわ。

おにーさん、帰りは絶対これ飲んだほうがいいよ、キラリン☆彡

そんなわけで波照間に入港して「んぎしたおーりょー」の看板見たときは涙が出そうなくらいうれしかったよ!(意味わかんないけど)

やっぱこんな小さな船で来ちゃだめですね、波照間には。

海上はあんなにどよーんと曇ってて、海も荒れてたのに、なんかすっかり晴れてるぞ、波照間。

島内の案内板もゆるすぎて、なんか異国に来た感あるけど、着いてしまえば天国です、波照間。

日本最南端は行くってことはこのくらいハードル高くないとありがたみがないのかもしれませんね。

朗報!?)中型高速船はそれほど揺れない?

ちなみに復路のことも書いておきましょう。

天国から再び地獄の波照間航路!ということで、酔い止め飲んで、勝負パンツの紐をギュッと絞めて港に向かうと、そこにあったのは小型フェリーと高速船のあいの子みたいな船、「ぱいじま2」

行きに乗った高速船よりはずいぶん大きな船ですが、僕が乗った次の午後便はこの船で運航されてたみたいで、その折り返し便でした。
最高時速も往路の高速船より遅いようですが、でもこれが快適だった。

快適って言ってもそれなりに揺れますが、命の危険感じるようなことはなく、酔い止め飲んでればぐっすり眠れるレベルでした

そんなわけで、これから波照間に行こうと考えられてる小心者のみなさまは、できればこの「ぱいじま2」に乗るといいと思います。

基本的に石垣発の朝イチの便と最終便はこの船で運航されている、とのことでしたので、命がけのジェットコースター気分を楽しみたい方以外は、ぜひ参考にしていただければ、と思います。

<2019年2月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

波照間航路の基本情報

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波照間への旅

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