僕にとっての宮古島イメージは、エメラルドグリーンやコバルトブルーのビーチでもなく、カップルで行けばなんでもできちゃうようなプール付きの隠れ家リゾートでもありません。
僕にとっての宮古島といえば、島をまもるおまわりさんの人形「まもる君」。
島をドライブしていて、いろんなところでその姿を目にした方も多いと思いますが、その数、なんと20体（プラス発展形6体）もいるんだそうです。※2020年現在
そんなわけで今回は、この宮古島まもる君を探しながら島をバイクで一周したお話です。
宮古島「まもる君」と「リアルまもる君」
宮古島まもる君は、宮古島警察署管内の道路などに設置され、酷暑の日も台風の日も島内の交通安全を見守る警察官型の人形。
いわば全国の交差点などにいる警察官の人形の宮古島版なのですが、いかにも宮古島！って感じの濃い系の顔で無表情に遠くを見つめる姿が、全世界のガテン系LOVE女子から羨望の的となり、一気に抱かれたいキャラクターNo.1の座を射止めたのでした。
宮古島空港に着いてまず会いに行ったのがこの人。
彼は空港近くの郡農協前に立っている「りょうぞうくん」。
え？いきなり「まもる君」って名前じゃないけどあってますか？
実は僕にはたくさん兄弟がいて、ぜんぶ名前が違っているんですよ
そんなわけで今回、離島である多良間島にいる1人を除く全員をねぎらいに行ってみることにしました。
そんな「まもる君めぐりの旅」の最強のパートナーがこの地図。
これは宮古島在住の「リアルまもる君」が運営するこのサイトに載っています。
え？待って、リアルまもる君ってなに！
はい、僕がリアルまもる君です！
リアルまもる君は、多くの人に沖縄・宮古島を知ってもらい来訪してもらうよう、スポーツ大会を中心に様々な場所に出動していて、宮古島大使となったり、最近はバスツアーの冠ガイドとなって活躍している、人間のように動くまもる君なのです（というか人間です笑）。
僕も別のサイトでこの地図を使うときに本人とコンタクトをとったのですが、それ以来Twitterを通じてその活躍を知り、応援しています。
ちなみに、りょうぞうくんのすぐ近くにはなんか石像型のまもるくんもありました。
これはJAあたらす市場前にある「石像タイプまもるくん」で、交通安全協会の60周年を記念して作られたものだとのこと。
このほかにもまもる君にはいくつかのタイプがあるらしいので、おいおい紹介したいと思います。
本家「宮古島まもる君」のいる宮古島警察署へ
空港から市街地までの途中にある宮古島警察署。
この宮古島警察には本家本元の「まもる君」がいるのだそうです。
そして唯一の妹、「まる子ちゃん」もここだけにいるとのことで、大変期待してやってきたのですが・・・
・・・ダメじゃん、まもる！
ここが一番メインのスポットだったのに
まる子ちゃんもお色直し中だそうですが、住民票だけは貼ってありました。
仕方なく、市街地にいる「まもる君兄弟」を一挙に紹介しちゃいましょう。
このあとに行ったのが陸上競技場入口にいる「としお君」。
来間大橋手前の「てつや君」。
おおおおお、哲哉！ここにいたのか！
シギラリゾートの案内人みたくなってっけど、やっぱなかなかナイスミドルな感じだぞ！
そしてドイツ村前交差点にいる「あつし君」。
おおおおお、あつし！
なんだかお前が一番イケメンのような気がする。さすがあつし。。。（真面目なほうの私の名前はあつし）。
おっさん「まもる君」もとい、「まる子ちゃん」
次に紹介するのは上野小学校前の「いずる君」。
実は昔、僕はここに来たことがあるのです。
数年前に会社の会議で宮古島に来たときに、ちょっと時間があったので、ホテルから歩いて行けるまもる君、ということで片道40分くらいかけてここに来たことがあったのでした。
小学校とシーサーとまもる君の組み合わせがとても印象的でしたが、やっぱりなんかいいですね。
ときどき、まもる君がいるはずの地図の場所まで行ってもそれらしきものが見当たらないこともありました。
交番にまもる君がいるって書いてあるんだけどなー、と思ってたら・・・
これかいっ！
交番の屋根にちょこんと乗ってるのが、まもるくんの発展形「ミニまもる君（泡盛ボトルタイプ）」だったようです。
ていうかこのまる子ちゃん、おっさんやないかいっ！
実は宮古島にはまもる君姿の陶器ボトルに入った泡盛があるので、それを乗せたのだと思われますが、まる子ちゃんのボトルはないので、強引にピンクの制服を着せたらこうなった説があります。
東平安名崎へ行く途中、海宝館前にある「まさかつ君」。
このまさかつ君、首からじゃらじゃらとメダルを下げているのですが、これは宮古島を1周する「宮古島100kmワイドーマラソン」のメダル（たぶん本物）。
毎年走ってんのかな、まさかつ君。
変わり種でこんなんもありましたよ。
これは東平安名崎入口にある「顔抜きパネル」。
いわゆる顔ハメってやつですな。
まる子ちゃん役をやってくれる女子がいたら、ぜひハメてみたかったんですけどね。。。
宮古島とつながる島々にも「まもる君」が
島の北部、池間島に行く途中、交通安全観音の脇にいる「すすむ君」。
海をバックに立つ姿が凛々しいですな。
宮古島から橋を渡った伊良部島のほぼ中央部にいる「じゅんき君」。
僕がこの写真を撮ってたら、近くで休憩してた工事のおにーちゃんたちが、まるで都から来た貴族を初めて見るような視線を容赦なく浴びせてきます。
ま、そりゃそーだよな。
伊良部島の奥の奥、下地島に近いあたりにも地図にマークがあったのでわざわざ行ってみると・・・
またちっさいおっさんかいっ！
最後に紹介するのは宮古空港派出所前にいる「いたる君」。
さすが屋内なので風雨にさらされることもなく、肌艶もいいですね。
宮古島まもる君、車かバイクがあれば観光しながら1日で回ることができます。結構ハードですが。
しかし今や「宮古島まもる君めぐり」は宮古島ビギナーには必須の通過儀礼と言われていますので、みなさんもぜひこれを参考にまもる君参拝をお楽しみください。
ちなみに宮古島にはまもる君ブランドのお土産がたくさんありますので、ひとつ買ってきてみました。
まもる君クッキー。
絵柄がにじんでいますが、まる子ちゃんがちっさいおっさんの顔じゃないのが救いですね。
＜2019年2月訪問＞ 最新の情報は公式サイト等でご確認ください
宮古島まもる君の基本情報
宮古島まもる君への旅
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