北は北海道から南は沖縄、小笠原まで、日本国内にはイルカウォッチングできる場所がいくつもありますが、その中でも抜群の遭遇率を誇るのが天草。
1年を通してイルカに会うことができ、その遭遇率は95%とも98%とも言われ、世界的にも有名な場所なんだそうです。
そんなわけで、天草にワーケーションに行ったついでにイルカとたわむれてみたお話です。
リゾラテラス天草でワーケーション
今回の天草訪問の目的はワーケーション。
会社の会議で熊本に行くことになったのですが、現地の同僚からこんなお誘いを受けたのです。
天草がワーケーションで売り出したいらしいんだけど、ワーケーション伝道師の風祭プロからいろいろアドバイスほしいんだよね
なるほど。まあ僕もかつて「現代の天草四郎」と言われたことがあるので、天草じゃ断れないかな
よくわからないけど・・・それってうれしいんですか?
ということで熊本に入る前に天草でワーケーションをすることになったのです。
日中のワークスペースは、上天草にある「リゾラテラス天草」。
ここは目の前に海と島々が広がる天草有数のロケーションで、全席オーシャンビューのレストランをはじめ、カフェやショップが並ぶリゾート施設です。
ぜんぜん写真が残ってないので、ホントに仕事したのか?と思われるかもしれませんが、こんなテラスから東京の会議にオンラインで出席してプレゼンしてたんですよ。
2月なのでまあまあ寒かったけど!
また、ここは天草塩を使った「塩パン」が有名で、絶品でした。
全然仕事してた感ないけど、メインは仕事です。
というか、むかしこの場所には来たことがありました。
JR九州の観光特急「A列車で行こう」に乗ると終点が三角駅なのですが、その目の前の三角港からここ(天草松島港)まで「天草宝島ライン」という船が出ているのです。
なんかわからないけど、三角駅に着いたら「さあ、みなさん天草行かないともったいないですよ」的な誘い文句にのせられて、ここまで来たことがあるのです。そのときはまだ「リゾラテラス天草」はできていなかったけど。
天草の本気の海鮮ランチ
ランチは近くの海鮮レストラン「潮まねき」に行ってみました。
一見、国道沿いにある普通のレストランに見えますが、メニューを見るとわりと本気!
迷った挙句、僕が頼んだのは「魚屋さんの刺身定食」。
これは誰かが頼んだ「うにといくらの入った海鮮丼」。
めっちゃ本気!
しかも魚屋さんを名乗るだけあって、プリップリ。
そして窓の外には天草松島と呼ばれる島々。
天草のランチ、かなり本気でした。
そして天草のイルカウォッチングへ
そしていよいよ本来目的のイルカウォッチングへ。じゃなかった、ワーケーションのついでのイルカウォッチングへ。
今回僕たちが乗ったのは「天草イルカウォッチングセンター」の船。
いったん「天草海鮮蔵」というレストランで受付をしたあと、イルカウォッチングクルーズの乗り場がある天草市イルカセンターまで車で向かいます。
今回乗った船は定員25名くらいの大きさでしたが、このくらいのサイズの方がイルカが近くていいですね。
船が出て10分もするとイルカのいる海域に到着する、ということでしたが・・・
めっちゃいた!
天草下島の通詞島付近は、熊本の中でも抜群の透明度を誇る海域で、野生のミナミハンドウイルカが住みついて群れをなして回遊しているのだそうです。
イルカスポットには各社の船が集まってこんな感じ。
ところでこのイルカ、確かにめっちゃいるのですが、思ったより動きが早くてうまく写真に撮るのがたいへん。
ときどきめっちゃ高くジャンプするやつとかいるのですが、まずタイミングが合いません。
そんなわけでおすすめは動画。しかもスロー。
実際のイルカはわりと淡々と速いテンポで泳ぐのですが、スローで撮ると優雅に見えますし、運がよければめっちゃ高くジャンプしてるやつも撮れます。
天草のイルカウォッチング、海の上を探し回るようなこともなく、あっという間に遭遇し、ずっとイルカまみれでした。さすが遭遇率98%ですね。
「L’isola THE BIRD(リゾラ・ザ・バード)」のコテージに泊まる
この日の泊まりはリゾラテラス系列の新しいホテル「リゾラ・ザ・バード」。
まだ正式オープンの前だったようですが、せっかくなのでご意見いただきたい、と特別に開けてくれました。
建物は3方を海に囲まれ、対岸に雲仙普賢岳を見渡す絶景の地。
客室はすべて独立コテージで、窓を開けると普賢岳&オーシャンフロント。
こんな部屋を1人1室用意してもらっちゃったけど、まあ、ここはカップルでしっぽりと来るところですね。
そもそも、このリゾラ・ザ・バード、幹線道路から外れた海沿いにポツンとあるので、周りになにもありません。
めっちゃ不便と考えるか、誰にも邪魔されずにまったりできると考えるかは、あなた次第。
誰もいないなら、こんなビューバスもフルオープンで楽しんじゃおうかな、と思ってたら、朝は地元のおじさん、おばさんが散歩で通るので気を付けてください、って言われました。
いや、この環境でバルコニーの向こうに人を通しちゃダメだろ、リゾラ・ザ・バード!
バルコニーのソファーでまったりしてるカップルも、それを偶然見ちゃったおじさん、おばさんも不幸なことだと推察します。
ということで、風祭バルコニー研究所所長としてご意見させていただきました。
<2023年2月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください
天草イルカウォッチングへの旅
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