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石川県のご当地パン、小松「あづまや」のホワイトサンドとネコ橋銀座【石川県】

「ホワイトサンド」「山型コーヒーサンド」「頭脳パン」といった石川県のご当地パンを作っている、石川県小松市「あづまや」

ここは地元パンマニアなら一度は行ってみたいお店なのですが、この「あづまや」に行ったあとに小松の町を歩いてみたら、ネコの名前のつく不思議な町に迷い込んでしまったお話です。

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小松市民のソウルフード「あづまや」のパン

「ホワイトサンド」、そして「山型コーヒーサンド」。

僕の住む地域では売っていなかったので、実際には見たことも食べたこともないのですが、「これ絶対なつかしいやつやん」というのがひとめでわかるビジュアルとネーミング。

最近、地元パンマニアとしてデビューした僕としてはぜひ行かなくてはならない場所が、石川県の小松市にある「あづまや」だったのです。

そんなわけで、2024年3月の北陸新幹線延伸開業を控え、すっかり生まれ変わっている小松駅へ。

あずまや駅前本店はここから歩いて5~6分。この日は夕方だったので、どれくらいパンが残っているかは心配だったのですが、行ってみると、まさかの休業

あとで調べてみると確かに金曜日は定休日となっていましたが、GW中の祝日だったので、まさかお休みだとは思ってもいませんでした。

せっかくここまでやってきたのに、と名残惜しく写真を撮っていると、偶然店の前に1台のバンが停まって、なんと中からご主人が降りてきました。

どうやらこの日はどこかで催事販売をしていたらしく、それが終わって店に戻ってきたのです。

すみませんね、わざわざ来てもらったのに

ホワイトサンド食べたくて、東京からやってきたんですよ

あー、もしこれでよかったらお分けできますよー

そう言ってご主人がバンの中から下ろしてきてくれたのがこれ。

めっちゃいろんな種類のパンある!

山型コーヒーサンドもありますか?

もちろんあるよ、そうだ、今日は普段店では売ってないやつもあるよ

この「サンドパンコンプリートセット」は催事用の特別商品なので、普段は販売していないそうです。

この揚げパンもつけちゃうよ!

むしろラッキーでしたね、あざます!!!

そんなわけで、早々に目的を達成したので、街をぶらぶらと散策してみることにしました。

勧進帳のふるさと、小松?

空港に加え、新幹線駅もできる小松は、金沢に次ぐ石川県第2の都市で、中心市街地には多くのアーケード街が張り巡らされています。

が、その他多くの地方都市同様、人通りは少なく、昭和レトロ遺産の博物館的な存在になっています。

そんなアーケード街の中で見つけたのが、小松のイメージキャラクター「カブッキー」「勧進帳のふるさと」という文字。

なんか歌舞伎的な建物もあるぞ。そういえば勧進帳ってよく聞くけど、なんだっけ?

安宅の関 ©写真AC(転用禁止)

調べてみると、歌舞伎の十八番の一つとして最も有名な演目となっている「勧進帳」は、小松の港町にある「安宅の関」が舞台で、頼朝の命を受け、奥州へと逃げる義経・弁慶主従を捕えるために設けられた関所での出来事が物語となっているのだそうです。

ぜんぜん知らなかった!

安宅の関 ©写真AC(転用禁止)

そんなわけで、小松では江戸時代から今日まで続く伝統芸能として、絢爛豪華な曳山舞台の上で、子どもたちが華やかな伝統衣装を身にまとって演舞する「曳山子供歌舞伎」が現在も続いているそうです。

これは曳山が展示されている「みよっさ」という施設でした

曳山通り、というのもそういう由来なんですね。

猫の町ゲキ推しのヴェネチィア

いくつかのアーケード街を通り抜け、まちなかをさまよっていると、いい感じの路地に迷い込みました。

通りの名前は「猫の御坊」

御坊というのはお寺のことを言うので、いわゆるネコのお寺ということですね。

この正雲寺は17世紀初めころ、紀州の根来(ねごろ)から来た僧によって開基されたため「根来から来た御坊(お坊さん)」が転じて「猫の御坊」と呼ばれるようになり、このあたりに「猫」の名前が付いた地名が多いのだそうです。

それにしても「ネコ橋銀座」なんてめちゃめちゃ情緒あるじゃないですか。

思わずふらふらとどこかのお店に入りそうになりましたが、このあたりにはもっと主張の強いお店がありました。

特に水の都でもなさそうなのに、なぜかヴェネチィア

しかもベネチアでもヴェネツィアでもなくヴェネチィア。フォントはそこはかとなくベルばら

なんだかネコの町は全力でヴェネチィア推しみたいだったので、導かれるままに行ってみました。

ネコ系女子かと思ったら、ふつうに人妻っぽかった!

「人生を楽しもう」だなんて勇気の出る言葉!

しかもラウンジゾーンのほかに、セクシーゾーンもあるらしい!(入ってません)

もともとこの近くに花街があったということですが、言われてみれば、そんな情緒的な雰囲気も残っていそうな、不思議なネコの町でした。

実食「あづまやパン」

勢いにまかせてめっちゃパン買っちゃって、一回の朝食ではとても食べきれそうにないので、さっそくその日のディナーとして実食してみます。

まずは一番消費期限が近そうな「サンドパンコンプリートセット」。

左から、チョコ、バター、いちごジャム、ホワイトサンド、ピーナッツバター、山型コーヒーサンドといったラインナップ。豪華!

というか、これ食べたらホワイトサンドも山型コーヒーパンもいらないじゃん!

でも違うんですよね。

やっぱりホワイトサンドはこの袋から取り出して食べたい。

山型コーヒーサンドの、山型部分、食べたいじゃないですか。

北陸新幹線が小松に乗り入れるまであと少し(カウントダウンは当時10か月でした)。

2024年1月の能登地震で石川県は大きなダメージを受けたけど、小松は被害がすくなかった地区だと聞いています。

ぜひ小松のソウルフード、あづまやのパンと、ネコの町めぐりに行ってみてください!

<2023年5月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください

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パンと洋菓子 あづまや Azumaya - 小松市の歴史あるパン・洋菓子店。 お客様が求めることに真摯に応えられる店であり続けます。
小松市民なら誰もが知る「ホワイトサンド」。真っ白な食パンにたっぷりの自家製バタークリームを、ひとつひとつ手作業で挟んでいます。気軽に手にとって頂けるよう、近隣のスーパーや道の駅などでも販売しております。 創業から70年、変わらず愛され続けるあづまや自慢の味をぜひ一度ご賞味ください。
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