
宇和島で晴れて風祭の港の女となった人妻「タイ子」との南予の旅、第2弾。
四国には珍名のバス停が多いのですが、今回行ったところは「聖地」と呼ばれる場所。
それでも僕とタイ子が行くと、B級スポットの香り高き場所になってしまうので不思議です。
聖地「嵐」バス停
南予の半島をドライブしながら次に向かったのは、ココ。

宇和島市津島町嵐。
そう、嵐ファンの聖地なんですよ、ここ。

なんてったって郵便局も嵐。

コンビニも嵐。

嵐は宇和海の小さな湾に面した小さな美しい集落ですが、年に120万人ほどの嵐ファンが訪れる(かどうかは不明な)場所。

ちなみに、小田急の箱根湯本の手前にある「風祭駅」に訪れるファンは、年間350万人と言われていますので、嵐も意外とたいしたことないですね(風祭ファンクラブ研究所調べ)。

20代と40代のビーチク連山
タイ子は僕と同じ旅行サイトのライターなのですが、プロフィールだけ見ると、大手一流(かどうかはわからない)J●Bの「マニマニマグ」や「ぐるなびみんなのごはん」などでも執筆していて、いかにも女子旅ライターっぽい経歴ですが、中身はオヤジです。たぶん。
だって僕と同じで珍スポットとか珍名とか大好き。
以前、僕がブログで四国の珍名バス停の記事を書いたとき、まっさきに反応してきたのが、タイ子でした。

ふつうこーゆーネタには女子は反応しませんよ。

あら、お元気なナイスミドルみたいで素敵な名前・・・
とか思っても、ふつうの女子は心の中でむふっ、と妄想するだけのはず。
今回、僕が彼女にもらったお土産もこれ。

なんと宇和島バスの珍名バス停、「土居仲(どいなか)」のストラップ!
なのでこういう珍名めぐりとか、大好きだったんです、ふたりとも。
そんなわけで、日も暮れてきたころ、宇和島に戻りながら最後に向かったのがココ。

通称、ビーチク山ですな。
ここは以前、僕が「土居仲」のバス停に行く途中に見つけて、ブログの中で騒いでたら、彼女もそう思ってた、ということで意気投合した案件。
僕は右の山だけのつもりで言ってたのですが、現場に立って彼女の解説を聞くと、右は20代の攻撃的ビーチク、左は40代の守りのビーチクで、セットでビーチク連山というらしいです(タイ子調べ)。

ね?きっと風祭さまだったらよくご理解いただけるでしょ?

・・・知らんがなっ!
そしてタイ子と鯛めし
宇和島駅に着くころには日もすっかり暮れて、さて夜はどうしようか、と思っていると

夜はタイをお召し上がりでいいかしら?

ままま待てよ、タイ子。なんぼなんでもちょっと早すぎるぞ!
そういうことはちゃんとご飯たべて、ちょっとくらいお酒でアイスブレイクして、それからいよいよって感じで・・・

じゃーせっかくだからやっぱり鯛めしのお店でいいわね
ということでタイ子が連れて来てくれたのは宇和島駅からもほど近い「ほづみ亭」。

ベタだけどここが有名でおいしいんだそうです。
本当は、宇和島に実家がある大阪在住ライター女子が、年末年始で帰省してきているという情報があったので、一緒にどうかと誘っていたのですが、この日はやはり実家で過ごすことになり今回は合流せず。
まあ年の瀬も迫った12月30日だからね。

というか、いくら憧れの風祭さま降臨とはいえ、タイ子、お前は大丈夫なのか?
ノリスケさん怒り狂ってないか?イクラちゃんのミルクは大丈夫か?

うんうん、おじさんとおばさんだからサシ飲みでもぜんぜん大丈夫!
いや、そーゆーこと聞いてるんじゃないから!
というか宇和島バスの珍名バス停もびっくりのナイスミドルに向かっておじさんとは何ごと!
そんなわけで、宇和島と言えば、まずはじゃこ天。

それから、千切りにしたこんにゃくを、四色の素材で覆い隠すように盛り付ける宇和島の伝承料理「ふくめん」。

そして最後は鯛めし。

知らない町でひとりだと、こういうお店はなかなか敷居が高いので、港の女がいるっていいですね。

ね、おじさんとおばさんだからデザートはいらないよね?

いや、おじさんとおばさんだって食後の濃厚なデザートがあってもいいと・・・いや、おじさんちゃうわ
そんなわけで、念のため宇和島でもっとも高貴な「ホテルクレメント宇和島」のシングルスイートルームを押さえてあったのですが、タイ子は

いやー、田舎は代行がたくさんあるからいつも飲みすぎちゃうんだよねー、じゃーまたねー
と言って上機嫌で帰っていきました。やれやれ。
<2018年12月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください「
宇和島/「嵐」の基本情報

宇和島/「嵐」バス停への旅
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