映画「この世界の片隅に」に感動した僕が、僕が呉出身のパイセンと、謎のガイド「すず」さんと一緒にセカ聖地巡礼&呉B級弾丸たびに出かけたときのお話、第2弾!
パイセンとすずさんの次のおすすめは、呉港からクルーズ船で行く「呉観船めぐり」。
そしてその前後に次から次へと繰り出される呉のB級グルメラッシュも圧巻でした!
第1弾のお話はこちら👇
バス停「潜水隊前」に感動!
呉と言えばかつて海軍の呉鎮守府が置かれ、現在も海上自衛隊の呉地方総監部がある日本を代表する軍港です。
そんな「軍港・呉」をいきなり実感したのがこれ。
潜水隊前!!
なんちゅーカッコいいバス停なんだ!
しかもホントに潜水艦が目の前に見えるし。
「ここはたぶん日本で一番近くから潜水艦が見られる場所じゃけんね」
とパイセンとすずさん、ちょっと誇らしげ。
おおおお、ホントだ!すごい迫力!
ここに海上自衛隊の潜水艦桟橋があるため、だいたいいつも潜水艦が停泊しているのだそうです。
すぐ横には潜水艦だけでなく、艦船も停泊しているので、こんな眺めも。
この付近は現在「アレイからすこじま」という公園になっていて潜水艦や艦船を眺めながら、美しい小道をゆっくりと散策することができます。
ちなみに、その名前の由来は、かつて魚雷発射訓練場として埋立られた周囲30~40mの「からすこじま」という小島の名称と、「小道」を意味する英語「アレイ」からきたものだそうです。
ちょっと近すぎ、呉軍港クルーズ
さて、呉の誇る名所としてセンパイとすずさんの次なるおススメは「艦船めぐり」。
この内容はLINEトラベルjpの記事にしていますので、詳しくはこちらをご覧ください。
これがこの艦船めぐりのステッカーなんだけど、このタコが話してる「て~っ」という言葉の意味が気になります。
呉中央桟橋を出発すると桟橋の向こうに大和ミュージアムや、どでかい潜水艦が目印の「てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)」が見えます。
すぐ左に造船工場が見えてくるのですが、ここが戦艦大和が生まれた場所なんだそうです。
今日は艦船がみんなおめかししちょってかわいかねー
とすずさん。
今日は天皇誕生日じゃけんのー
とパイセン
※呉弁への翻訳は想像です
これは「満艦飾(まんかんしょく)」と言って、祝日や自衛隊記念日など特別な日に飾られているんだそうです。
艦首からマストを通して艦尾まで、信号旗などの旗が連ねて掲揚されています。
うれしくて
わしゃーラッキーじゃけのー
と僕もエセ呉弁で言ってみます。
そー言えば、呉軍艦クルーズの記事のタイトルを、「(艦船に)こんなに近くていいのかよ!」的な内容にしたら、いろいろあるようで「あまり近いを強調しないでください」と言われちゃいました。
はい、そんなに近くはないですよ、ごれは1本300万円の望遠レンズ使ってるので近く見えるだけですわ。。。
そーいえば、呉は「艦これ」の聖地なんだそーです。
そして呉のB級グルメ砲
そんな旅の途中、ところどころで繰り出されるのが呉のB級グルメ砲。
まずはれんが通りと呼ばれるアーケード街で、福住の「フライケーキ」を購入。
このカリッとした食感が自慢の揚げまんじゅうは呉市民のソウルフードなんだそーです。
と思っていたら、呉港のターミナルにあるセブンイレブンでこちらも呉名物のメロンパンを勧められて購入。
これは市内にある「メロンパン」という会社の看板商品で、こちらも呉のソウルフード。
現在では呉以外でも広島県内の各所で販売され、全国各地で行われる催事販売ではあっという間に売り切れてしまうほどなんだそうです。
ラグビーボールのような形の大きなパンに特製のクリームがたっぷり詰まったものなのですが、味も形もメロンとはあんまり関係ないような。。。
このメロンパン、直営店や市内の百貨店でしか買えず、他のコンビニにはないのですが、この呉中央桟橋ターミナルのセブンイレブンでだけは売っているんだそうです。
だからここは穴場の売り場なんだよねー
さすが呉ピカイチのニセガイド!
でもお昼前にそんなにおやつ食えねえっすよ!
なぜか呉で冷麺!
艦船めぐりが終わると、パイセンの予定した弾丸日程もいよいよ最後のランチ。
海軍カレーとか、呉ふうお好み焼きとか選択肢はたくさんあったのですが、僕がまったく想像もしたことがなかった「呉の冷麺」を食べてみることにしました。
海軍カレーとかお好み焼きは、まあ「呉のグルメ」と言われても、なんとなくはいはい、という感じなのですが、冷麺は、
は?冷麺?盛岡じゃなくて呉で?
という感じだったので、どんなもんなのか、チャレンジしてみたいと思ったのでした。
呉の冷麺は、発祥の店「珍来軒(ちんらいけん)」と「呉龍(ごりゅう)」が人気を二分するのだそうですが、今回は呉龍へ。
ここの常連はだいたい「れーわんだい」なんで、そう注文してみんさい!
とすずさん。
「れ、れ、れーわんだい、ください!」(ってなんすか?)
で、出てきたのがこれ。
「冷麺・ワンタン入り・大」すなわち「レイ・ワン・ダイ」ということなんだそうです。
このお店はワンタンが売りなので、男性はワンタン入り冷麺の大(1.5人前)がおススメなんだそう。
さすがに人気なだけあっておいしかったですよ。
韓国冷麺みたいな細い透明な麺ではなく、中華そば風の平麵にやや甘くてピリ辛のスープでクセになりそうな味ですね。
さすが呉の名士であるパイセン(本当に町じゅうでいろんな人から声かけられててびっくりしました)の弾丸日程のおかげで、あっという間の半日でしたが、駅に送ってもらってこれでおしまい。
なんだかすずさんと別れるのも寂しくなっちゃいましたが、本業じゃないんですよね。
昨日も遅くまで働いてたのにお付き合いさせちゃってありがとーございました。
次回はパイセンとお店に行きますね。
たぶんパイセンとすずさんがいなかったら、僕は「この世界の片隅に」の舞台をちょちょっと見るだけで、呉の本当の良さなんか全然わからなかったと思います。
おかげでいつかまた来たい、恋する町がひとつ増えました。
<2016年 12月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください
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