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東海道で最も美しい町並みを残す宿場町【三重県・関】

三重県亀山市の「関」東海道五十三次のうち47番目の宿場町で、東海道の難所と言われた鈴鹿峠のふもと、鈴鹿の関が置かれていた場所。

昔から交通の要衝として栄え、現在も往時をしのばせる古い建物が数多く残っていて、旧東海道でもっとも美しい町並みを残す宿場町だと言われています。

そう、ここは僕の大好きな町並み。だから今まで何度となく行っているのです。

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「出川哲郎の充電させてもらえませんか」で注目?

僕は秘かに企業のアカウント(ただし非公式、笑)の中の人もやってるんですが、そのアカウントでプチバズったのが、このつぶやき。

香取慎吾、草彅剛、稲垣吾郎の元SMAPの3人が、出川哲郎の人気番組「充電させてもらえませんか?」に出演する、という話題がTwitterのトレンドになったときに、僕がボソッとつぶやいたのがこれ。

番組は三重県で収録があり、スタート地点は「関」という情報があったので、この写真を貼り付けて出発時の絵を予想したわけです。

するとやはり強いSMAP168のリツイート、420のいいねがついて、普段の僕のつぶやきとは比較にならない反応でした。

そして番組の冒頭は僕の予想通り「関」から始まり、出川哲郎と香取慎吾が、東海道屈指の美しい町並みをバイクで駆け抜けるシーンが流れたのでした。

旧東海道「関」といえば美しい町並み

そう、三重県の「関」と言えば、この古い町並みが定番。

関の宿場町は、東海道の五十三の宿場町の中でも、もっとも昔の姿を残している、と言われているのも納得ですね。

関の旧宿場町のほぼ中央部にある、百五銀行。
もちろん現役の銀行店舗ですが、関の街並み保存の象徴的な建物として有名です。

百五銀行から少し西側にあるのが、百六里庭(ひゃくろくりてい)
江戸からちょうど百六里あるのでそう名付けられた小公園です。
(百五だの百六だの紛らわしい。。。)

この百六里庭に隣接した建物「眺関亭(ちょうかんてい)」の2階らの眺望が関を代表する絶景なので覚えておいてくださいね!

まさに陰陽の分け目、関の東と西では天気が違う。

関の宿場の先にある鈴鹿峠はちょうど日本の西と東の境目あたり。

新幹線や東海道線に乗って関ケ原付近を通過すると、大垣あたりまでは晴れ渡っていた空が、急に曇りがちになり、特に冬は関ケ原を越えるあたりで雪になる、といったような経験をしたことがある方も多いかと思いますが、この関宿もまさに関ケ原と同じような感じの場所なのです。

東の海側(江戸方面)を望むと明るい空、西の鈴鹿峠方面(京都方面)を望むと暗い空が広がっていることが多いのです。

東(江戸)方面
西(京都)方面

上の二つの写真はもちろん同じ日の同じ時刻に同じ場所から撮ったものですよ。

この関の一つ先の宿場町「坂下宿」が発祥といわれる鈴鹿馬子唄では

「坂は照る照る 峠は曇る あいの土山雨が降る」

と唄われています。

「坂は照る照る」:伊勢の関宿側から坂を上っているときは燦々と陽がさしているのに
「峠は曇る」:鈴鹿峠にかかるとにわかに曇りだして
「あいの土山雨が降る」:近江側の土山宿に抜けるといつの間にか雨が降っている

というような感じなんだと思います。

宿場町の両端がおすすめ

眺関亭のすぐ先にあるのが「関宿旅籠玉屋歴史資料館」

関宿を代表する大旅籠のひとつだった玉屋を、江戸時代の貴重な旅籠建築として修復し、日本最初の旅籠資料館として当時の道具や庶民の旅に関する資料、広重の浮世絵などが展示されています。

すぐ隣の高札場跡前を通り少し進むと、左手に関のお地蔵さんで有名な関地蔵院があります。

関は古くからの建築物が残っているので、町中を歩いていてもタイムスリップしたよう。

休日になると駅近くの中心部は観光客で比較的込み合いますが、中心から西(あるいは東)へ離れるとだんだん人影が少なくなります

関の宿場町は東西約2キロにわたって続いていますので、 ゆっくりと写真を撮りたいときは端のほうへと歩いてみてください。

京都方面に向かった場合、西の追分を過ぎると関宿の宿場町は終わり、いよいよ本当に鈴鹿峠が目の前に迫ってきます。

僕は旧東海道を全行程歩いたことがあるのですが、その途中でも関を通ったことがありました。

そのときの話はまたおいおい紹介しますが、はるばる旧東海道を歩いて関の宿場にやってくると、列車や車で気軽にちょいとやってくるのとは全く違った感慨がありますよ。

まあ鈴鹿峠は思ったより大したことなかったですけどね。

旧東海道関宿の基本情報

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旧東海道・関宿の町並みが江戸時代すぎる! | 三重県 | トラベルjp 旅行ガイド
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東海道・関への旅

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