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朝の高千穂峡ボートと幻の高千穂あまてらす鉄道【宮崎県】

高千穂峡といえば、ボートによる水上遊覧が定番。

ボートから見上げる真名井の滝や柱状節理は迫力満点ですが、この貸しボート、夏休みをはじめとする繁忙期には大変混雑することでも有名。

このボートは当時予約ができず先着順だったのですが、数にも限りがあるため、ピーク期には2時間待ち、3時間待ちということもありました(今は予約できるようです)。

そんなわけで早朝の高千穂峡散歩がてら朝一番でボートにチャレンジしたのでした。

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早朝の高千穂散歩へ

スタートは早朝6時。

高千穂に泊まった翌朝、早起きして高千穂峡を散策してみます。

外に出ると、雲海が出てました。

高千穂の雲海の名所として有名な国見ケ丘あたりに行けば、雲海に包まれた神々の里ってやつを見られたかも知れません。

イメージ Ⓒ宮崎県観光協会(転用禁止)

ホテルのすぐ下にあった高千穂大橋。

橋の上から見た高千穂峡。

結構谷が深いので、怖いです

橋のたもとから峡谷の方に降りてゆく階段を下り、峡谷沿いの遊歩道を歩いていると見えてくるのが高千穂の名所の一つ、三段橋

一つの渓谷に3本のアーチ橋が架かるのは全国で初めてで、手前から昭和時代の「神橋」、昭和時代の「高千穂大橋」(鋼橋)、そして平成時代の「神都高千穂大橋」(コンクリート橋)と三世代の橋が架かっているのです。

20分ほど歩くと真名井の滝が見えてきました。

高千穂峡ボートにチャレンジ

真名井の滝を通り過ぎ、さっそく高千穂峡のボート乗り場へ向かいます。

この日は夏休みだったため相当混雑するだろう、ということで営業開始の7時30分より少し前にやってきたのですが、すでに待ち人の列が・・・

今は予約できるようになっているようです

それでもなんとかギリギリボートの数の範囲内だったようで、受付終了後すぐにボートに乗れましたが、出航するとすでにこの状態。

狭い渓谷に、まるでボートのラッシュアワー。

ガンガンぶつかります、人様のボートと。

滝の下まで近づいて行ってみたいのですが、運転を誤ると滝つぼの餌食になるので、やはりみんな遠巻きに見ていて、ここが渋滞するのです。

はまり込むと2重3重のボートに囲まれて、オールも使えずなかなか出てこれないので、みんなでエイやーって感じで押し出してあげたり心温まる助け合いの場にもなっていました。

そんなわけで、繁忙期の高千穂峡ボートはあま~い二人だけの時間を過ごしたいカップルには不向きです。井の頭公園とはわけが違います。

一方、あまり運動の得意そうでないおねーさんがお一人様で乗っていたらチャンスです!さりげなく様子をうかがって、窮地に陥っていたらにこやかに船を出す手助けをしてあげましょう。

おひとりだとこの先危ないですね。よろしければご一緒しましょう…

ええええうれぴー。そんなのもちろんうぇるかもーんです。

あなたの株はうなぎのぼり。瞳をハート形にしてあなたを見つめてくれることでしょう。

でも焦って向こう側の船に飛び乗ってはいけません!立ち上がるとくるっと船が一回転して、真名井の滝の餌食になる危険度大ですから。

というか家族で来てんだった!

そんなこんなで滝よりもほかのボートを見ている機会が多かった30分でしたが、いや、それなりに楽しかったですよ。

Error 404 Page Not Found ページが見つかりません | 高千穂町観光協会【公式】 宮崎県 高千穂の観光・宿泊・イベント情報
宮崎県 高千穂の観光スポット、宿、ホテル、イベントなど旅行に便利な情報が満載です。ガイドブック、路線図、施設案内のダウンロードも是非ご利用ください。

幻の高千穂鉄道発見!

高千穂の街なかに出てみると、もう10年ほど前に廃止されたはずの「高千穂駅」という表示があります。

近くまで行ってみると、線路をまたぐ陸橋の上から、線路もホームも駅舎も残っているのが見えました。

車庫にも今でも走り出しそうな車両もちゃんと残ってるようです。

観光用の列車として一部区間動かしてるのかな、と思って駅舎のほうに行ってみると、かなり荒れた感じはありますが、昔のままの駅舎が残っていました。

そこで走っていたのは高千穂あまてらす鉄道が運行している「スーパーカート」

もともとは保守点検用の小さな乗り物と軽トラックを改造した車両を作って、観光用に走らせているのだそうです。

高千穂あまてらす鉄道 | 公式ウェブサイト - Takachiho Amaterasu Railway Official Website
旧TR高千穂鉄道を公園化しアトラクションを運営しています。いつの日か鉄道復活の夢を持ちながら日々頑張っています。

高千穂には、ずっと昔は国鉄高千穂線、その後は、高千穂鉄道という第3セクターの鉄道会社があったのですが、2005年の台風で沿線施設が甚大な被害を受けたことにより、そのまま復旧することなく廃止に追い込まれたのです。

しかし民間の力でなんとか高千穂に鉄道をもう一度、という思いから高千穂あまてらす鉄道という会社が作られ、今は観光用の鉄道としてこのスーパーカートを走らせているそうです。

現在は高千穂駅から、水面からの高さ105m、東洋一の高さであった高千穂鉄橋までの区間を往復しているそうです。

ポスターによると、イメージはこんな感じです。

Ⓒ高千穂あまてらす鉄道(転用禁止)

げ、超怖そう!橋の上とかで停まるなよ

ネタ的には乗ってみたい、と思ったのですが、残念ながらこの日はその後の予定もあったので泣く泣く割愛。

そうそう、ポスターにもありますが、ディーゼルカーの運転もできるみたいです。
だからまだ現役のように整備された車両が車庫に残ってたんですね。

次回来る機会があればぜひ高千穂鉄橋、渡ってみたいと思います。

<2015年8月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください

高千穂峡ボートの基本情報

高千穂自然探索体験プログラム(アソビュー)


高千穂の旅館・ホテル(るるぶトラベル)

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