![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195899-1024x768.jpg)
みなさん日本にスウェーデンがあるのをご存知ですか?
どうやら日本のスウェーデンは札幌近郊の当別町にあるようですが、僕がそれを知ったのはたまたま北海道に出かける数日前だったのです(TVで見ました)。
なんだよ、毎年近くまで行ってるじゃんよー。
そんなわけで、突然ですが時間を作って行ってみることにしました、日本のスウェーデン。
石狩太美は駅舎もスウェーデンふう
当別町は札幌からJR札沼線(通称学園都市線)で向かいます。
札沼線の列車が石狩川の長い鉄橋を渡ると、札幌市から当別町に入り、最初の駅、石狩太美が日本のスウェーデンタウンの最寄り駅。
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195859-640x480-1.jpg)
歓迎看板に貼られている写真はまるでスウェーデンのような風景。
スウェーデンの民族衣装を着たモニュメントもくっついているじゃないですか!
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195860-640x480-1.jpg)
なるほど、結構やる気やな、日本のスウェーデン!
ここからコミュニティバスのような小型のバスに乗って、スウェーデンヒルズと呼ばれる丘の上でバスを降ります。
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195862-640x479-1.jpg)
この場所がストックホルム郊外にそっくりだ、というスウェーデン人のひとことがきっかけで、ここにスウェーデンを模した町並みと宅地の開発がはじまったのが、このスウェーデンヒルズのはじまりなのだそうです。
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195870-640x480-1.jpg)
おぉ、なんかスウェーデンっぽいぞ、行ったことないけど。
9月中旬にしてすでにもう紅葉っぽい感じが北欧チックですね。
遠くに見える札幌の町並みも、ストックホルム、って感じ・・・でもないか、港じゃないし。。。
しかしこれはなかなか素晴らしいロケーションです。
こんなところ全然知らなかったっす。毎年北海道に来てるのに。
まずはレクサンド記念公園へ
さっそく、レクサンド記念公園、という、このスウェーデンヒルズを代表する公園に行ってみることにします。
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195874-640x480-1.jpg)
広い芝生の中にあるのはなにやら馬のモニュメントのようなもの。
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195875-640x480-1.jpg)
これはダーラヘストとよばれる木彫りの馬で、スウェーデンのダーラナ地方発祥の伝統工芸品とのこと。
この公園の名前にもなっているレクサンド市はこのダーラナ地方にあり、当別町が姉妹都市となっているのだそうです。
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195881-640x480-1.jpg)
昔は子供の玩具だったダーラヘストですが、現在はダーラナ地方の象徴、またスウェーデンそのものの象徴として扱われることもあるのだそうです。
ストックホルム。。。じゃなくって札幌の市街地が見下ろせる高台からの景色に目を奪われ、そしてうしろを振り返ると。。。
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195877-640x480-1.jpg)
展望用の椅子がふたつ。
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195886-640x480-1.jpg)
以上!
『レクサンド記念公園』なんて壮大な名前の割には、意外とシンプルなんですねえ、日本のスウェーデン。。。
日本のスウェーデンメインストリートへ
さて、気を取り直してスウェーデンタウンの方に行ってみることにします。
これが宅地街のメインストリート。
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195890-640x480-1.jpg)
北欧風のかわらが葺かれたとんがり屋根で、えんじ色をした外観の、スウェーデンハウスに統一されています。
このスウェーデンヒルズの歴史は意外と古く、最初の宅地分譲は今から約30年前なのだそうです。
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195896-1024x768.jpg)
ということは、僕が札幌に住んでた頃には、もうすでに存在していたんですね。
それにしては町並み全体が比較的新しく感じるので、そのあと少しずつ開発されて今の形になったのかも知れませんね。
町の中心にスウェーデン交流センターがあるらしいのですが、ウキウキしますね。
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195863-640x480-1.jpg)
北欧衣装を着た、透き通るような肌のおねーさんがきっとたくさんいて、「マイムマイム~♪」とか唄いながら一緒にフォークダンスしてくれるに違いない!
スウェーデン、もとい、北海道だけあって一戸一戸の敷地が広いので、町の中心部に向かって歩く間、こんな眺めの町並みが、ずーっと続きます。
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195903-640x480-1.jpg)
僕が見た限り、コンビニどころかお店もありません。
スウェーデンヒルズの管理センターの脇にスウェーデンレストランが1軒だけあったくらいです。
田園調布並みに統制された町並みですねー
そしてこれが町の中心、スウェーデン交流センター。
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195905-640x471-1.jpg)
ちょっとしたホールやらガラス工房やらはありそうですが、北欧美女と交流できる場所は・・・うーん、どこにもなさそうです。
そして再び延々と続くのは、あの町並み。。。
日本のスウェーデンタウン、これにて以上、という感じなのですが、まあ別荘とか避暑地として住むのにはいいかもしれませんね。
生活環境としてはけっして便利なところ、とは言えませんが、春にはルピナス、夏はひまわり、秋は紅葉と美しい花々のもと、リスがいたり(公園で見ました)キタキツネがいたり(見なかったけど)北欧美女がフォークダンス踊ってたり(これは妄想)、きっとその不便さ以上の価値はあるのかもしれませんね。
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/P9195899-1024x768.jpg)
六本木、表参道、虎ノ門に続き、スウェーデンヒルズもオーナーになっておかないと、「ヒルズ族の申し子」と呼ばれている僕としては面目が立たないので、今後の執筆活動のために今度1軒買っておこうかと思います。
以上。
<2015年9月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください
当別スウェーデンヒルズの基本情報
![](https://travellovers.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/9910cdfc-539e-4d67-875b-9e2e80164ca6.jpg)
僕の関係する会社です。予約はぜひこちらで!
![](https://www.jtb.co.jp/kokunai_air/static/images/1.0/jtb_logo.gif)
コメント