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「天に続く道」Vol.1~暴風雨とリベンジ編【北海道/斜里町】

北海道知床半島の玄関口、斜里町にあるその道の名は、誰がつけたか「天に続く道」

それはその名の通り、眼下に続く丘陵をアップ&ダウンしながら、いくつもの集落を越え、まるで天まで上るかのようにどこまでもまっすぐに続く一本道です。

ところがこの道、北海道の東の果ての過酷な環境にあるためか、初めて行ったときは嵐のような荒天。そのため、翌年もリベンジに行ったお話です。

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荒天の「天に続く道」

「天に続く道」へ行く前日、僕が泊まっていたのは知床半島のウトロ。

ホテルを出るとすぐ目の前が荒れ狂うオホーツク海だったことにびっくり。

チェックインしたのが夜だったので、全然海が見えなかったんですよ。夜中じゅう浪の音がゴーゴーしてたのは知ってたんですが。

ま、暴風雨の夜に泊まる場所としてはあまりふさわしくなかったことだけは確かです。

翌朝も雨は小降りになったものの相変わらず風と波が高く、おかげで生まれてはじめて「波の花」を見ることができました。
この降りしきる白いのが波の花。雪ではないのです。

波の花は風が強い日、岩に打ち寄せた波が白い泡になって、雪のように舞いあがったもの。
海中に漂う植物性プランクトンの粘液が冬の荒波にもまれて、せっけん状の白い泡になるのですが、時間が経つと黄色になって名前ほどきれいじゃありません。

しかも服に付くと黄色い染みになるらしいし。

だめじゃん、波の花。

本当は少し知床半島も回りたかったのですが、ちょっとこの天気ではウトロから奥に行く気がしません。そんなわけでさっそく「天に続く道」へ。

ウトロからずっと海岸線を走ってきた知床国道が斜里の市街地手前でようやく海岸線を離れたところからまっすぐ内陸に続く坂道を上ります。
この道はまだ「天に続く道」ではありませんよ。

この坂を登り切ったところから西側をみると、目の前に「天に続く道」が。

誰がつけたか「天に続く道」という名前。
この坂を下り、国道334号と合流して斜里の町を縦断する全長約18kmの直線道路は、ここから見下ろすとアップダウンを繰り返しながら、確かに天に昇ってゆくかのようにみえるのです。

この「天に続く道」もいいのですが、それに劣らずよかったのはそこから90度右、今来た知床方面を振り返った景色でした。
こちらはさながら「海に続く道」

これは新発見だな。「海に続く道」の名付け親は僕ということで!

天に続く道を斜里方面に少し下ると、展望台が設置されています。

天に続く道は西向きなので、夕日の時間帯も素晴らしいのです。
9月下旬~10月上旬はちょうどこの道の上に日が沈んで、まさに天に届くかのようなんだそうです。

この日はまだ午前中で、しかも雨なのでまたいつかリベンジですね。

展望台から知床半島の方を見ると、知床山脈は厚い雲に覆われていて、山には雪が積もっています。

やっぱり知床の自然は厳しいんだなぁ。
海から急激にそそり立つ、険しい山脈があるので天気が変わりやすいんですね。

天に続く道、リベンジ

前年は大型低気圧と重なりあいにくの暴風雨。ちょっと写真撮っただけで帰ってきてしまったので、今年はそのリベンジとして、自転車でも借りて「ひゃほー」とか言いながら、この道を爆走したい!と思っていたのでした。

ところがこの日は晴れてはいるものの風がめちゃめちゃ強く、自転車で行くのは相当キツい感じです(というかレンタサイクル店もなぜか閉まってました)。

さて、どうしようか。
ここから天に続く道まで約12キロ。
斜里と知床半島を結ぶ路線バスに乗れば、天に続く道の長い下り坂のたもとにバス停があるのですが、このあとしばらくありません。

ここから歩くと2時間半。行きだけ歩いて帰りは路線バスに乗る、という手もあるのですが、風が強いしちょっと時間もタイトだし。

いっそのことレンタカーを、とも思ったのですが、昔は駅にあったレンタカーもなくなってたので、結局行きはタクシーで、帰りは路線バスで、ということにしました。

道の頂上の部分でタクシーを降りると、去年は見かけなかった「天に続く道 スタート地点」という看板ができてました。

その天に続く道のスタート地点に立って眺めた絵が、これ。

今年は天気もよく、地平線までまっすぐ続く道は、まさに天に上るかのよう。
自転車で爆走したかったな、やっぱりここ。

坂の上から知床方面に90度右を向くと僕が名づけ親である「海に続く道」。

僕がこのブログで勝手にそう呼んでるだけですが、来年あたり「海に続く道 スタート地点」という看板ができているでしょう。

自転車はダメだったので、ブラブラ歩きながら天に続く道を下り、バス停へと向かいます。

まわりの風景も素晴らしいですね。これはクルマじゃわからない。

途中の展望台から。
ここからも天に続く様子がよく見えますね。

展望台に上るとやっぱり風が相当強いことを感じます。
天気こそ崩れていませんが、去年の暴風雨の時と同じくらいの風ですね。
この場所は知床半島を真っ二つに分ける壁のような山脈のたもとにあるので、晩秋のこの季節は風が強い日が多いのかな。

坂の上からたもとのバス停までは2キロちょっとなので、下りだとまったく苦ではありません。

ここが国道334号線と「天に続く道」の分岐点。

この道を左に行くと知床半島方面です。知床連山のほうの雲行きが怪しいですね。

坂のたもとの停留所から斜里駅行きのバスで帰ります。

バスに乗ると、斜里岳がきれいな姿を見せたまま、しばらくの間、車窓に寄り添っていました。

時間があるので斜里の町なかをブラブラしていると、かなり年季が入ったいい感じの建物、斜里町図書館を発見!
ここはもとの町役場だったみたいで風格ありますな。

そしてその横にもっとすごいもの発見!

なんですか、これは?
私、ここに書いてある文学部を大変優秀な成績で5年間かけて卒業したのですが、こんなところに研究室があるなんて全く知らなかったぞ!

考古学とか野生動物とかのフィールドワークに使うらしいけど、ヒグマとかの研究と文学部、関係ねーだろーと思いつつも、最近ヒグマ除けのプロになりつつある私としてはこんなところに研究室があるなら、今から3年くらいここで勉強してもいいぞ。
中に台所とかもあって泊まれそうだし。

社会人大学生のぼく
社会人大学生のぼく

僕は「知床半島のヒグマはさぶちゃんと千春と宗男では誰の曲(または演説)で最も興奮するか」という研究をしています

北方文化研究所の研究員
北方文化研究所の研究員

えー、わたしは「知床半島におけるヒグマの交尾」について研究しているんです

ここでこんな出会いが生まれて、1か月くらい泊まり込みながら日夜一緒に交尾とか興奮とかについて研究することになったらどうしよー!!!

・・・なーんてことはなさそうなので、この研究室に泊まりこむときは斜里のこのスナック街に繰り出して、知床出身のママから彼女が昔遭遇したヒグマの交尾シーンについて聞くくらいしかなさそうですね、夜。

<2016年10月/2017年10月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください

天に続く道への旅

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