倉敷には、美観地区のほかにも最近じわじわと話題になっているスポットがあります。
それが児島ジーンズストリート。
ここは倉敷市にあるのですが、中心市街地からはかなり離れた瀬戸大橋のたもとの町、児島にあります。
今回はそんな児島のジーンズストリートに、ベストジーニスト オブ ナイスミドルと称される僕が行ってみましたよ!
山からも海からも瀬戸大橋を望むことができる風光明媚な地として知られている児島ですが、ここも倉敷市の一部。
倉敷市街にも倉敷デニムストリートなんてのもありますが、本場はこちら。最近はジーンズの聖地として売り出していて、いろんなメディアでもちょいちょい話題になっています。
ここは瀬戸大橋のたもとにあり、岡山から陸路で四国に向かうとき必ず通る場所なのですが、僕はいつもここを通りすぎるだけだったのです。
いい機会なので、レンタサイクルでも借りて、ここもぜーんぶ制覇してみよう、と駅の観光案内所に行ってみると・・・
まさかの年末年始休業!(美観地区に続いてこの旅の2回目の年末年始ショックでした)
マジかよー、自転車そこに置いてあるのに借りられねーのかよー
途方に暮れてとぼとぼと駅を出ると、おりからの風に煽られたジーンズが1本、哀しみで悶絶するかのように路上で横たわっていたのでした。
代わりにバスで移動しようと思ったら、それも年末年始ダイヤで間引き運転だし。
仕方なく1時間に一本しかないバスでのこのあとの行程をバババっと計算し、まずは次のバスの時間までジーンズストリートにいってみることにしました。
さて、いきなりどーでもいいことかもしれませんが、コジマの駅前にヤマダがあるのを発見しました。
一時期、家電量販店の北関東戦争というのがあって、群馬発祥のヤマダ電機が栃木発祥のコジマを徹底的につぶしにかかった時期がありましたね。
ヤマダは全国のコジマの目の前にあえて出店し、熾烈な価格競争を仕掛けて客を奪い、家電売り上げ日本一だったコジマを引きずりおろして首位の座を奪ったんですよね。
ということでこれもその一環なんでしょうか?
かつて児島の駅前にコジマがあったかどうかはわかりませんが、もしかすると児島という名前だけでも許せずここを制覇したかったのかもしれません。
うーん、ヤマダならやりかねん。。。
以上、風祭マーケティング研究所レポートでした。
まずは児島ジーンズストリートへ
さて、本題に戻って児島ジーンズストリート。
国産ジーンズのルーツである児島では現在でも染め・織りから始まって縫製や加工に至るまで、職人の技によりジーンズが生産されています。その地元ジーンズメーカーのショップが連なる通りがジーンズストリートと呼ばれ、世界のジーニストの憧れの聖地となっているのです。
児島駅から15分ほど歩くと、レトロな雰囲気のある商店街の両脇400メートルほどにジーンズショップが並んでいます。
通りの上にはジーンズがはためいていて、めっちゃクール!
ちなみに僕は一般人でありながらもベストジーニストの座を5年間にわたってキムタクと壮絶に争ったのですが、ジャニーズ事務所の見えざる手に屈してどうしても受賞できなかったため、一時は「ベストジーニストオブ一般ナイスミドル部門」の創設が検討されたほど。
ね?ユニクロでもこんなに似合うでしょ?
そんなわけでいいプレミアムデニムがあったら即買い&その場で履き替えて、
Oh!Japanese Best Jeanist of Nicemiddle is Cool&Sexy !
と世界のジーニストたちを驚愕させてやろうと思っていたのですが、いかんせん今日は時間がありません。
こんな感じのデニムオーダースーツも作る予定だったんだけどな。
「桃太郎ジーンズ」とか「JAPAN BLUE JEANS」とか
とりあえず通りを歩いていくと、いました!乳首黒蔵さん!
じゃなかった、児島が世界に誇る桃太郎ジーンズ!
お尻のポケットに二本線のペイントが入った、10年はけるといわれるジーンズですよ。
いいなー、1本ほしかったなー。
その先の日本的な家屋の中にもジーンズ、ジーンズ、ジーンズ。
ここも「JAPAN BLUE JEANS」というお店で「桃太郎ジーンズ」の姉妹ブランドなんだそうです。
この和室のジーンズは売り物ではなくアートのようですが、実にクールですね。
ジーンズストリートにはしぶーい喫茶店もあったのですが、ここも少し時間が足りない感じ。
ジーンズアイスとか、児島に来たらマストでしょうに、普通は。
ということでジーンズストリートに行って、何も買わずに帰ってきた僕ですが、いいんです。
日本に恋する伝道師の旅は、自己の利益のためではありません。
倉敷の魅力が世界に伝わればいいんですよ。
誰も翻訳してないけど。
でもさすがにジーンズの聖地らしく、いろいろな体験プログラムもあるので、ぜひ来てみてください、児島!
まさかの「ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランド」登場
この日は年末年始ダイヤでしたが、幸いなことに児島の主要観光地をめぐる周遊バスは運行していたので、近くのバス停から乗り込みます。
すると途中でブラジリアンパーク鷲羽山ハイランドが登場。
なんだよ、ブラジリアンパークって!
ブラジリアンワックスとかなら知ってるけど、ブラジリアンパークって初めて聞いたぞ!
ということで、めっちゃ興味あるテーマパークだったのですが、ここは時間の関係上割愛・・・
そんなわけで、詳しくは僕のライバル、SAORIのブログをご覧ください。
ぜひ読んでください!実にくだらないから。
しかしなぜか僕はこのブログを読んで児島に来てしまったのです。
くっそー、次は負けんぞ、SAORI!
ま、地上高16mのスカイサイクルとか、SAORIにいくら甘く切ない香りで誘われても乗らないけどね。
<2018年12月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください
児島ジーンズストリートの基本情報
児島ジーンズストリートへの旅
コメント