北海道の岩見沢に「メープルロッジ」というログホテルがあります。
場所的にメジャーなところでもないし、大規模な施設でもないので、誰もが知るようなホテルではありませんが、ここがなかなかいい、といううわさを聞いていました。
本当はこういうところで何日かワーケーションでもやってみたかったのですが、ちょうど夏の繁忙期ということもあり、一人で泊まっても割高だし、なによりこんな瀟洒なログホテルでナイスミドルが「ひとりかも寝む」じゃ全国35万のファンに対して罪だろう・・・ってことで今回はランチに来てみたのでした。
「ログホテル・ザ・メープルロッジ」とは
僕に「ログホテル・ザ・メープルロッジ(以下、メープルロッジ)」のことを教えてくれたのは、地元岩見沢に住む知人の岩見沢岩子(仮名)。
岩子とかいうと、めっちゃ強靭で手に負えない女のように感じますが、実際は明るくて素直でポジティブな女性です(仮名=地名が原則なので許してください)。
以前、彼女からメープルロッジの話を聞いたあと、会社の同僚や知人のSNSなど、いろいろなところでメープルロッジの素晴らしさを耳にするようになりました。
そんなわけで、この夏はこのホテルに籠ってワーケーションでもしようと思っていたのですが、ちょうど夏の繁忙期にあたってしまい、一人で泊まろうとするとなかなかのお値段。しかも繁忙期は2食付きの設定しかないので、それもちょっと一人じゃ淋しい。
教えてもらったメープルロッジでワーケーションしようと思ったんだけど、ひとりだとけっこう高いしもったいないね
今の時期はそうかも。ランチも評判いいので行ってみますか?お泊りはできないけど、うふっ。
いや、そーゆーお誘いしてるわけじゃ・・・ない・・・と・・・思う・・・けど・・・
・・・そんなわけで繁忙期でも気軽に行けるランチに行ってみることにしました。
どーですか?なかなかよさそうじゃないですか?
メープルロッジは北海道岩見沢市の郊外、かつてこの奥にあった万字炭鉱からの石炭積み出しのため走っていた旧国鉄万字線の沿線にあります。北海道の空知地区は炭鉱銀座と呼んでもいいほど石炭鉱山が多く、このあたりも炭鉱に近かったのです。
岩見沢市内から車で25分ほど走ると、のどかな里山の中に、総面積200,000㎡の緑いっぱいの敷地があらわれます。
メープルロッジは、この広大な森の中にたたずむ、たった15室のログホテル。
その名の通り、木のぬくもり溢れる落ち着いた客室で揃えられ、特にプライベートサウナがあるグランドコテージやスイートルームが人気です。
到着したのはレストラン開店直後で、まだ誰もお客さんがいなかったので、敷地内をちょっと散策してみます。
屋外にも屋内テニスコートがあったり、りんご畑があったり、グランピング施設なんかもありました。
このグランピングもエロい!じゃなくってエモい!
とか何とか言いながらレストランに戻ると、いつの間にかかなりの席がうまってました。人気なんですね、やっぱり。
2500円のランチコース、絶品!
館内のレストランは、シンプルだけどあたたかくて開放的な空間でした。
メープルロッジのランチは、海老、とんかつなどのカレーやプレート、ハッシュドビーフ、岩見沢きじそばなどシンプルなメニューが中心で、このランチが温泉入浴とセットになった1400円のプランが人気ですが、今回は温泉には入らないので、めっちゃ奮発して一番高いランチコースを頼んでみました。2500円ですけど、はい。
季節によってメニューは変わるようで、今回は夏のコースです。
見た目も鮮やかな野菜が並ぶパーニャカウダ、しゃれおつですね。
冷製ポタージュ。とうもろこしだったかじゃがいもだったか忘れましたが、いずれにせよめちゃめちゃおいしかったです(まったくグルメっぽくない発言)。
そんな僕においしい!を連発されてもあんまり信用ならないと思いますが、本当においしかったのです。
しかもこれで2500円って、相当コストパフォーマンスいいですよ。東京のちょっと気の利いたレストランならどれくらいだろう?4000円、5000円でもおかしくはないかな。
ということで、札幌からわざわざ車で1時間以上かけてくるお客さんも多いみたいです。この日もいかにも「札幌のマダーム」みたいなグループがいました。
いいですね、メープルロッジ!
ワーケーションしたかったけど高かった、とか言ってごめんなさい。お部屋も食事もこれだけのレベルなら当然ですね。繁忙期じゃない時期はむしろリーズナブルです。
でもまあ、1人で来るところじゃないかな。女の子と一緒におこもりワーケーションとかするんだったらサイコーかもしれません。
<2021年8月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
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