奈良といえば、鹿。
奈良に1泊すると、人は平均745匹のシカと遭遇すると言われています(風祭シカ研究所調べ、2023年度予想値)。
そんな奈良でのワーケーションは、まさにシカと働き、シカと遊ぶ、ここでしかできない体験。
今回は、その「奈良ワーケーション」のすゝめのお話です。
※なお、本記事は、奈良市および関係機関とのタイアップ記事ではございません
まずは、東大寺でのワーケーション成功祈願
ワーケーションで奈良に着いたら、まずは滞在中のワーケーションの成功祈願に出かけましょう。
東大寺でも、興福寺でも、春日大社でも、市内から歩いて行けるところならどこでもいいのですが、僕が今回行ったのは、東大寺。
いきなりシカ発見!
まあ奈良では普通のことなんでね。驚くようなことではありません。
そして大仏さまにご対面!
東大寺は奈良時代に聖武天皇によって建立され、現在は華厳宗総本山。大仏さまは「盧舎那仏(るしゃなぶつ)」というのが本当の名前です。
そんなわけで華厳経の経文とともに大仏様に滞在中のワーケーションの安全と成功を祈願します。
如是我聞
大志をいだきたるもの、大和へいでよ
かくて晴るる日も雨降る日も、鹿とよく働きよく遊ぶこと、それ汝の天命なり
然るに我が奈良ワーケーションの安全と成功の願いをか~な~え~た~ま~え~
東大寺に来たのは何年ぶりか忘れましたが、昔は気づかなかった、この蓮華座にも線刻画の釈迦如来がいるんですね。
この大仏殿の天井裏に登る階段もめっちゃカッコいいですね。
万一、「大仏殿屋根裏特別見学会」とかが開催されることになって、運悪く参加者の「急な階段大好き女子」がうっかりミニスカートとかはいてきちゃって、最悪なことに僕がその後ろから登ることになったりしたら、心を無にして、しかし滑落しないように視線だけはしっかりと見上げながら華厳経唱えるしかないですね。
それにしても昔はなんとも思わなかったものに魅かれるって、きっと人生が豊かになってきた証拠なんですね!!
そして東大寺といえば、運慶・快慶の「金剛力士像」。
・・・の下にもシカ!
まさに、鹿と働き、鹿と遊ぶ、奈良ワーケーションの華麗なはじまりが期待できます。
いきなりシカの誘惑が
ワーケーションといえば、仕事と遊びをバランスよく配分することが重要。
まずはひと仕事終えて、そのあと遊びモードに入るのがいいのですが、ここではそうはいきません。
だってこれだよ?
普通に歩いてるだけでも、至るところでシカが遊ぼうと声をかけてくるのです。
市内に戻るために奈良公園なんか歩いてみた日には、あっという間にシカまみれになります。
仕事があるので、かろうじて「鹿せんべい」だけは回避したのですが、それでもいろんなシカからナンパされてしまうのです。
ここでは「鹿せんべい」さえあれば、東京での「グランドハイアットの鉄板焼」レベルの武器を手に入れることができるのです。
普段はうだつの上がらなそうなOSSANが、鹿せんべいを手にしたばかりに、シカ女子に囲まれて精根尽き果て、ワーケーションに失敗した例はあとを絶たない、という情報もあるようですので注意が必要ですね。
そしていよいよワークの時間
奈良市内でのワーケーションは、宿泊ホテルやコワーキングスペースを使うことが多いと思いますが、僕のおすすめは、猿沢池ビューのスタバ。
僕もホテルの部屋で仕事をしていたのですが、午後にぶらっとこのスタバに来て、屋外で仕事をするのが楽しみでした。
こここはかつて「天平ホテル」という修学旅行でよく利用された古いホテルだったのですが、現在は改築し「ホテル天平ならまち」というスタイリッシュなホテルに変身、その1階にスタバがテナントとして入っているのです。
さて、このスタバ、猿沢池を目の前にしたテラスにテーブルが並んでいますので、天気がいい日には絶好のワークスポットにもなります。
と思ったら、またヤツがやってきた。
そうか、これが「シカと働く」という意味なんですね!(このキャッチコピー考えたの僕ですが…)
そのほか、奈良っぽいワーケーションというと「柿の葉寿司ランチ」もおすすめです。
仕事がノリにノッて、あんまりホテルから遠出したくない、というときは、駅近くのお店で柿の葉寿司のセットを買ってくればほら、ホテルの客室が料亭みたいに華やかになります。
ぜんぶまるまる柿の葉寿司だと飽きるけど、押し寿司の詰め合わせならいいですね。
奈良ワーケーションは朝もいい!
ワーケーションでの楽しみは、知らない土地での朝夜の楽しみ方もそのひとつ。
奈良の夜の街もなかなか楽しそうですが、采女みたいな魅力的な女子に鹿せんべいをあげてしまい、精も根も尽き果てては翌日のワークに響きますので、自粛。
個人的には夜のならまち散策がおすすめですが、シカがいないのがちょっとさびしい。
どんだけシカ好きやねん!
そんなわけでおすすめは、朝の「正しい奈良」散策。
猿沢池がシカじゃなくてハトにまみれてたのがちょっと驚愕でしたが、ここからスタートします。
朝のならまちを抜けて、大乗院から奈良公園方面に向かうと現れるのが「奈良ホテル」。
奈良ホテルといえば、寅さんも「男はつらいよ」の第1話で訪れた、日本を代表するクラシックホテル。
僕が奈良に泊まるなら、本来このホテルであるべきだと思うのですが、今回のようにナイスミドルが一人で泊まるところではありません。
そんなわけで、ここはまた次回、シカ好きかつクラシックホテル好き女子と来てみたいと思います。
奈良ホテルから奈良公園方面に向かう国道には、この路面表示。
たシカに注意だぜ、中央分離帯で草食ってやがる。
そして奈良公園に入るといました、僕の好きなシカ!
(そんなに好きじゃないけど、流れ的に言ってるだけです…)
でもこれが「奈良の正しい朝」です。
奈良公園や、若草山の緑にシカがよく映えて、朝からパワー満タンになりますよ!
さあ、今日もよくシカと働き、シカと遊びましょう。
Let’s 奈良ワーケーション!
※あんまりワークしてないとか、シカ好きすぎじゃね?とかいうクレームは、奈良市および関係機関へお願いします。タイアップ記事じゃないけど。
<2022年9月訪問> 最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
奈良ワーケーションの基本情報
↑ これ見る限り、奈良市街地のワーケーションはまだまだ発展途上ですが、郊外の月ヶ瀬が頑張っています ↓(僕の友達が運営しているので、あらためて記事にします)。
奈良ワーケーションへの旅
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