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ショートストーリー

渡良瀬橋【栃木県足利市】

1万円で行ける旅の記事を書いてほしい。場所はどこでも好きなところでかまわない。とあるカメラ雑誌からそんな依頼があったのは、猛暑だった今年の東京にもようやく朝晩の涼しさが感じられるようになった10月半ばのことでした。発売は11月20日、東京に...
エモ旅 ‐emotionalな場所

炭坑節発祥の地、田川市石炭・歴史博物館【福岡県田川市】

「月が出た出た 月が出た ヨイヨイ」のフレーズで知られる炭鉱節の発祥は福岡・筑豊の田川市。筑豊出身の友達に言わせると、筑豊の中でも最も筑豊っぽい、いわば「ちくほーおぶちくほー」は田川なのだと言います。その田川にあったのが、かつて筑豊随一の規...
エモ旅 ‐emotionalな場所

日本一の酒飲み列車「越乃Shu*Kura」乗車体験記【新潟県】

「越乃Shu*Kura」と書いて『こしのしゅくら』と読む。はい、みなさんご想像の通り、大酒飲みのための列車です。新潟といえば日本酒。その「新潟の日本酒」をコンセプトとした観光列車が、この「越乃 Shu*Kura」なのです。それにしても酒と女...
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B級スポット/珍地名

なにこのめちゃめちゃ宇宙駅?【北越急行ほくほく線くびき駅】

かつては東京と金沢を最短距離で結ぶ経路の一部として、越後湯沢から上越新幹線に接続する金沢行き特急「はくたか」がバンバン通る幹線鉄道だった新潟県の「北越急行ほくほく線」。しかし北陸新幹線開通後は特急はすべてなくなり、今や過疎地の超ローカル線に...
エモ旅 ‐emotionalな場所

若いツバメとか燕三条の磨き屋職人とか【燕三条地場産センター】

新潟の燕市、三条市といえば「洋食器」。中学校時代くらいまで、まあまあ地理が得意だった僕にとって、今でもその組み合わせはスラスラ出てくるのですが、今まで一度も燕三条に下りたったことがなく、特製の200万円くらいの洋食器セットを買うことも、元気...
B級スポット/珍地名

ワンダーたがわ!「たがわライフ」を見て、まんまと田川に行ってしまったお話【福岡県】

福岡県の田川市といえば、筑豊を代表する炭鉱都市。しかしその閉山のあとは他の炭鉱都市と同様、町から賑わいが消え、なんとなく暗い「過去の町」のイメージがありました。ところがそんな僕の「田川」像を一瞬にして吹き飛ばしてくれるメディアを発見したので...
エモ旅 ‐emotionalな場所

昭和の香りと井上陽水 ~平成筑豊鉄道と日田彦山線【福岡県】

かつてまだ石炭が「黒いダイヤ」ともてはやされ、炭鉱の産地が元気だった頃、福岡県の筑豊地方には網の目のように鉄道路線が張り巡らされていました。時代が変わり炭鉱が去った今、筑豊からは多くの線路が引きはがされてしまったのですが、それでもまだ昭和の...
エモ旅 ‐emotionalな場所

二度咲く桜は、はかなき桜【桜山公園の寒桜/群馬県藤岡市】

毎年、冬の訪れとともに寒桜が咲く、桜山という小さな山が僕の実家から比較的近いところにありました。そこは昔から冬桜が咲くことで知られてはいたものの、観光として訪れる人は少なかったのですが、最近は夜のライトアップなどもはじまり、シーズン中は駐車...
エモ旅 ‐emotionalな場所

日本一情緒ある終着駅?上信電鉄「下仁田駅」【群馬県】

「ねぎとこんにゃく 下仁田名産」群馬県民の誰もが知る「上毛かるた」の「ね」の文字で高らかにそう歌われる下仁田町(しもにたまち)。ここは群馬の西部、長野との県境にある人口7000人ほどの山深い町ですが、「殿様ネギ」と呼ばれる下仁田ネギは全国に...
エモ旅 ‐emotionalな場所

北大の紅葉と伝説の老舗喫茶「ミルク」【札幌市】

北大の紅葉なんて、きれいだなんて思ったこともないし、在学当時は全然気にもしていませんでした。僕がこの学校に通っていたのは19~23才の5年間(普通より1年遅くてかつ1年多いけど気にしない)。当時の僕は、ときどき通う大学のイチョウ並木の色なん...
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